○しろまる
公益委員より、各側の意見を踏まえて作成した中医協意見取りまとめ(案)が示され、了承された。その際、次のような意見が出された。
(二号側委員より)
- 今回の改定は、消費税引上げに伴う臨時的かつ特例的な措置であることを再確認する。
- 今回、R幅を10(後発医薬品が収載された先発医薬品のR幅については8)に縮小して薬価の改定を行うことについても臨時的かつ特例的な措置であり、医薬品のR幅については、今後も引き続き議論する。
- 薬価の引下げ分は、診療報酬として戻すことが適当であると考えるが、今回の改定については、諸般の事情を勘案し、了承する。
(一号側委員より)
- 今回の改定が、消費税引上げに伴う臨時的かつ特例的な措置であることは、まさにその通りである。
- 今回の薬価改定のR幅決定についても臨時、特例的な措置であり、薬価基準制度については、今後早急に中医協の場において議論を進めていくべきである。
- 診療報酬改定を巡る議論については、これまでも様々な意見が出され、最終的には諸般の事情を勘案して、今回の中医協意見の取りまとめ(案)で了承したわけだが、ただ今回の議事運営については、非常にもたついた部分があり、今後の要望として公益側委員に、より強いリーダーシップを発揮してもらい、円滑な議事運営をお願いしたい。