ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2018年11月> 第16回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合(開催案内)
平成30年11月22日
【照会先】
大臣官房国際課国際保健・協力室
室長補佐 古賀 大輔 (7302)
専 門 官 穴見 翠 (7304)
(代表電話) 03(5253)1111
第16回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合(開催案内)
1. 開催日程・場所
(1) 日程
平成30年12月5日(水)〜7日(金)
(2) 場所
新横浜プリンスホテル(神奈川県横浜市)
2. テーマ・議論の主題
(1) テーマ:貧困の削減と子ども・若者のエンパワメントを通じた包摂的社会の促進
(2) 議論の主題
・貧困の予防を可能にする社会保護基盤の整備
・支援が必要な子ども・若者達のための保健/福祉サービスの連携
・地域社会に根ざした貧困削減・社会参画に関わる人材の能力開発
・若者・子どもを持つ親への就業と経済的自立に向けた支援
・貧困削減に向けた中央政府、地方政府、コミュニティの役割
3. 参加者(予定)
ASEAN10 ヶ国※(注記)の社会福祉政策担当行政官、保健政策担当行政官及び雇用政策担当行政官、中国、韓国の行政官
※(注記)ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー連邦共和国、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国
ASEAN 事務局、世界保健機関西太平洋地域事務局( WPRO )、国際労働機関( ILO )駐日事務所、独立行政法人国際協力機構( JICA )、神奈川県、横浜市
5. 使用言語
英語(会合1日目のみ日英同時通訳あり)
6. 開催の趣旨
厚生労働省は、 2003 年より、社会保障の分野における ASEAN 諸国との緊密な関係をさらに発展させ、また、これら分野での人材育成を強化するため、 ASEAN ・日本社会保障ハイレベル会合を開催しています。 ASEAN10 ヶ国から社会福祉、保健政策、雇用政策を担当するハイレベル行政官を招聘し、中国、韓国の代表にもオブザーバ参加を依頼しています。本会合は、 ASEAN+3 保健担当及び社会福祉担当大臣会合を支える事業として関係国間で位置づけられており、第 15 回会合までの結果は、 ASEAN+3 保健大臣会合、 ASEAN + 3 社会福祉大臣会合等に報告され、高い評価を得ています。
第 16 回会合のテーマは「貧困の削減と子ども・若者のエンパワメントを通じた包摂的社会の促進」です。本会合では、子ども・若者及びその家族の幸福(wellbeing)を支えるための保健・社会福祉・労働サービスの連携に注目します。
次世代を担う子供の社会自立には、成長や発達が保護されることが不可欠です。貧困サイクルを打破するためには、経済状況にかかわらず、全ての子どもと若者は、日々の生活、教育、卒後の雇用へのアクセスが必要です。さらに、家計を支える親の雇用を支援することも、重要な鍵となっています。また、この目標を達成するには、政府、地方自治体、地域社会、教育、福祉、健康、労働及び関係機関の役割分担が重要です。
本会合では、日本のこれまでの経験や政策を共有し、参加者には、それぞれの専門知識や経験に基づき、これらの論点について議論を行います。
7. プログラム(予定)
第1日目 : 12月5日(水)
9:00 〜9:20
開会式
開会挨拶:
・ 佐原 康之 厚生労働省大臣官房審議官
・ 荒木田 百合 横浜市副市長
・ H.E Kung Phosk ASEAN 事務局 ASEAN社会・文化共同体副代表
9:20 〜9:40
写真撮影
9:40 〜9:50
会合の趣旨説明
・ 梶原 徹 厚生労働省大臣官房国際課国際保健・協力室長
9:50 〜10:30
基調講演
・ 阿部 彩 首都大学東京教授
10:30 〜10:50
休憩
協力機関講演
10:50 〜11:50
・ Dr .Howard L. Sobel WHO西太平洋地域事務局 母子保健・思春期保健課 コーディネーター
・ 久野 研二 国際協力機構(JICA) 国際協力専門員(社会保障)
11:50 〜13:20
昼食
パネルセッション1 貧困の予防を可能にする社会保護基盤の整備
13:20 〜 14:20
モデレーター:H.E Kung Phosk ASEAN 事務局 ASEAN社会・文化共同体副代表
池谷 秀登 帝京平成大学 教授
発表:
・ 中国
・ ミャンマー
・ シンガポール
14:20 〜14:40
休憩
パネルセッション2 支援が必要な子ども・若者達のための保健/福祉サービスの連携及び地域社会の人材の能力開発
14:40 〜15:50
モデレーター:Dr.Pattiselanno Roberth Johan インドネシア保健省大臣官房上級大臣アドバイザー(保健分権担当)
新保 幸男 神奈川県立保健福祉大学 教授
発表:
・ 内田 太郎 横浜市こども青少年局青少年相談センター所長
・ マレーシア
・ フィリピン
・ タイ
15:50 〜16:00
休憩
パネルセッション3 若者・子どもを持つ親への就業を含む経済的自立に向けた支援
16:00 〜 17:00
モデレーター:Ms. Mega Irena ASEAN 事務局ASEAN社会・文化共同体労働・市民サービス課長
渡辺 由美子 特定非営利活動法人キッズドア理事長
発表:
・ カンボジア
・ インドネシア
18:30 〜20:00
歓迎レセプション
第2日目 : 12月6日(木)
午前
神奈川県庁視察(講演:黒岩 祐治 神奈川県知事)
青少年交流・活動支援スペース(さくらリビング)視察
よこはま若者サポートステーション視察
12:10 〜14:30
昼食
午後
神奈川県立子ども自立生活支援センター視察
第3日目 : 12月7日(金)
10:00 〜 10:30
視察振り返り
モデレーター:Mr.Lewis WONG シンガポール社会家族開発省 顧客国際関係課 国際関係担当上級課長補佐
10:30 〜 10:50
休憩
パネルセッション4 貧困削減に向けた中央政府、地方政府、コミュニティ、関係機関の役割
10:50 〜11:50
モデレーター:小山 淑子 早稲田大学 講師
発表:
・ 田口 晶子 ILO駐日事務所 駐日代表
・ ブルネイ
・ ラオス
・ ベトナム
11:50 〜13:30
昼食
13:30 〜14:00
リコメンデーション採択
14:00 〜14:05
閉会
8. 傍聴
傍聴が可能なプログラムは、12月5日(水)と12月7日(金)となります。
傍聴を希望される方は下記要領によりお申し込み下さい。
(募集要領)
(1) 別添傍聴申込書に必要事項を記載の上、電子メールにてお申し込みください。
・申し込み先
第16回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合事務局
東武トップツアーズ株式会社
電子メールアドレス :ajhlom2018@tobutoptours.co.jp
(2) 申し込み締め切り日は11月29日(木)17時です。
(3) 希望者多数の場合は抽選により、傍聴できる方を選定させていただきます。
(4) 傍聴者は留意事項を遵守してください。遵守されない場合は、ご退場いただく場合があります。
傍聴される皆様への留意事項
第16回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合の傍聴にあたり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は退場していただくことがあります。
1 事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
2 携帯電話等音の出る機器については、電源を切るか、マナーモードに設定してください。
3 会議の妨げとならないように静かにしてください。
4 その他、事務局職員の指示に従ってください。