平成16年ゴールデンウィーク期間中における連続休暇の実施予定状況調査結果
報道発表資料
厚生労働省ホームページ
厚生労働省発表
平成16年4月8日
担当
厚生労働省労働基準局賃金時間課
賃金時間課長 麻田 千穂子
中央労働時間短縮促進指導官 篭原 多己夫
電話 03(5253)1111(内線5533)
夜間直通 03(3502)6758
・ 連続休暇の平均日数が前年より増加
(連続型4.8→5.6日)
・ 最も長い連続休暇は11日
・ 4月30日(金)を休みとする企業は製造業で約5割
〜平成16年ゴールデンウィーク期間中における連続休暇の実施予定状況調査結果〜
このたび、厚生労働省では、全国の企業1、330社を対象として「平成16年ゴールデンウィーク期間中における連続休暇の実施予定状況調査」を実施し、その結果を以下にとりまとめた。
なお、本調査では調査対象期間中(4月16日〜5月15日の30日間)に実施する1回または2回以上にわたる3日以上の連続した休日・休暇を連続休暇と定義している。従って、連続休暇は休暇を連続取得する連続型と、出勤のため一時中断する分割型の2種類に分けられる。
◎にじゅうまる連続型の例
連続休暇日数は7日としてカウント。
◎にじゅうまる分割型の例
連続休暇日数は7日としてカウント。 ただし、この場合連続型としても4日をカウント(分割された休暇のうち長い方の日数)。
(注) 出は出勤を、休は休日・休暇を示す。
調査結果概要
1 連続休暇(連続型)の平均日数は5.6日
・連続休暇(連続型)の平均日数は5.6日であり、昨年の4.8日を0.8日上回った。なお、製造業での平均日数は6.1日と昨年の6.0日を0.1日上回っており、非製造業おいても5.0日と昨年の3.6日を1.4日上回った。(表1)
・連続休暇実施予定企業全体の連続休暇の平均日数は同じく5.6日であり、昨年の5.0日を0.6日上回った。(表1)
2 最も長い連続休暇は11日
最も長い連続休暇は11日間で、19社が実施を予定している。なお、このうち18社は連続型を予定している。(表1)
3 4月30日(金)を休みとする企業の割合は約3割(製造業では約半数)
連続休暇実施予定企業のうち29.1%が4月30日を休みとしており、特に製造業では48.1%に上っている。土日、祝祭日を休みとしている企業では、今年のゴールデンウィーク期間中に4月30日を休みとすると、一週間の連続休暇が実現することより、長期休暇の取得に向けて企業の一層の努力が期待される。(表2)
4 連続休暇日数の最も多いパターンは5日と7日
連続休暇実施予定企業全体の連続休暇を日数分布でみると、最も多いパターンは製造業では7日(31.5%)、非製造業では5日(59.8%)である。(表1)
5 大半の企業で連続休暇を予定
連続休暇の実施を予定している企業は、回答企業の86.9%に上っており、特に製造業では93.1%と大半を占めている。(表1)
6 7日以上の連続休暇を実施する企業の割合は約4分の1
連続休暇(連続型)を7日以上予定している企業は251社に上っており、予定企業全体の24.0%を占めている。(表1)
(参考事項)
1 調査目的
ゴールデンウィークの時期は、国民の祝祭日が集中していることや気候的に恵まれていること等、連続休暇を取得するために最も適した時期の一つであることから、その実態を把握するとともに、その結果を公表することにより、連続休暇の取得に向けての気運の醸成を図ることを本調査の目的としている。
2 調査対象
各都道府県の主要企業、地場産業から抽出した1,180社及び東証1部上場企業のうち東京都に本社を置く企業から抽出した150社、計1、330社(製造業685社、非製造業645社)を対象としてアンケート調査を行った。なお、調査回答事業場は1,206社(製造業591社、 非製造業615社)であった。
3 調査対象期間
平成15年及び平成16年の4月16日から5月15日までの各30日間である。
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