厚生労働省及び文部科学省では、平成12年度大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で調査し、このほど平成13年2月1日現在の状況を取りまとめた。
その概要等は次のとおりである。
。
(1) 大学の内定率は82.3%で、前年同期を0.7ポイント上回る。男女別にみると、男子は83.9%(前年同期を0.1ポイント上回る)、女子は79.7% (前年同期を2.6ポイント上回る)。
(2) 短期大学の内定率(女子学生のみ)は66.8%で、前年同期を6.0ポイント上回る。
(3) 高等専門学校の内定率(男子学生のみ)は98.5%で、前年同期を0.1ポイント下回る。
(4) 専修学校(専門課程)の内定率は66.9%で、前年同期を9.2ポイント上回る。
【大学等新卒者への就職支援について】
全体として、内定率の改善は見られるものの、依然として厳しい状況であり、東京六本木の学生職業総合支援センター、全国の学生職業センター・学生職業相談室において、各種就職関連情報の提供(各センター等の利用者端末から求人情報、イベント情報等が閲覧可能)を行うとともに、綿密な職業相談、職業紹介を実施し、就職希望者が一日も早く就職決定に至るよう支援に努める。
※(注記)2 調査時期及び発表時期
調査時期 発表時期
平成12年10月1日 ... 11月10日
12月1日 ... 1月16日
平成13年 2月1日 ... 3月 9日
4月1日 ... 5月上旬(予定)
第1表 大学、短期大学及び高等専門学校の状況
[全体]
区分 就職希望率 内定率
大学 66.9%( 0.5) 82.3%( 0.7)
うち 国公立
私立 49.0%( 1.2)
75.4%(▲さんかく0.5) 85.0%( 1.4)
81.5%( 0.5)
短期大学 76.3%(▲さんかく0.6) 66.8%( 6.0)
高等専門学校 54.2%(▲さんかく7.5) 98.5%(▲さんかく0.1)
総計 67.6%( 0.3) 80.9%( 1.2)
[男子]
区分 就職希望率 内定率
大学 63.3%(▲さんかく0.9) 83.9%( 0.1)
うち 国公立
私立 44.4%( 0.1)
73.0%(▲さんかく1.9) 84.8%(▲さんかく0.1)
83.6%( 0.1)
高等専門学校 54.2%(▲さんかく7.5) 98.5%(▲さんかく0.1)
総計 63.0%(▲さんかく1.1) 84.4%( 0.1)
[女子]
区分 就職希望率 内定率
大学 73.8%( 2.2) 79.7%( 2.6)
うち 国公立
私立 59.3%( 2.0)
79.7%( 1.8) 85.5%( 4.5)
78.0%( 2.2)
短期大学 76.3%(▲さんかく0.6) 66.8%( 6.0)
総計 74.4%( 1.3) 76.5%( 4.1)
[文理別内定率]
区分 文系 理系
大学 81.2%( 0.6) 87.4%( 1.6)
うち 国公立私立 82.8%( 0.3)
80.8%( 0.6) 89.3%( 3.5)
85.9%( 0.0)
[地域別内定状況(4年制大学)]
地域 内定率 地域 内定率
北海道・東北地区 73.9%(▲さんかく6.4) 近畿地区 82.3%( 1.4)
関東地区 87.8%( 0.2) 中国・四国地区 76.5%( 6.3)
中部地区 84.6%( 1.8) 九州地区 70.8%( 0.2)
第2表 専修学校(専門課程)の状況
区分 就職希望率 内定率
専修学校 90.7%( 2.8) 66.9%( 9.2)
うち 男子
女子 91.1%( 6.0)
90.3%(▲さんかく0.1) 59.5%( 4.3)
73.9%(14.1)
注 ( )内は、前年同期との差である。
(参考)
内定(就職)率の推移(大学)
内定(就職)率の推移(大学 男子・女子)
内定(就職)率の推移(短大 女子)
内定(就職)率の推移(高専 男子)
内定(就職)率の推移(専修学校)
(注)平成11年度から2月1日現在の調査を実施し、3月1日現在の調査は実施していない。
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