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ユネスコは、昭和21年(1946年)11月4日、国際連合の専門機関として誕生し、同月11月19日に第1回総会がパリで開催されました。
ユネスコの前身と言える機関は、大正11年(1922年)に国際連盟(League of Nations)の下に設立された国際知的協力委員会(ICIC:International Committee on Intellectual Cooperation)とされており、この委員会には、アインシュタイン(ドイツ・物理学者)、キュリー夫人(フランス・物理学者)等、著名な有識者12人が出席していたほか、その当時、国際連盟の事務局次長であった新渡戸稲造がその事務を担当していました。さらに、昭和元年(1926年)には、フランス政府の財政的支援により国際知的協力機関(IIIC:International Institute of Intellectual Cooperation)がパリに設立され、ICICが立案する事業の実施機関として、大学、図書館、知的財産、芸術、情報、メディア等の分野で活動していました。しかしながら、第二次世界大戦の開戦によりその活動は中断されました。
第二次世界大戦後の昭和20年(1945年)11月、イギリスとフランス両国政府の招へいにより、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)設立のための会議がロンドンで開催され、ユネスコ憲章が採択されました。翌年11月4日、20か国の批准によりユネスコ憲章が効力を発しユネスコが誕生、同月に第1回総会が開催されるに至りました。
初代事務局長にはジュリアン・ハックスレー(イギリス)が就任、松浦晃一郎氏は平成11年(1999年)から平成21年(2009年)まで第8代目の事務局長を務めました。
10代
オドレー・アズレー(フランス)