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企業の「健康経営」ガイドブック〜連携・協働による健康づくりのススメ〜
「企業の『健康経営』ガイドブック」(改訂第一版)を策定しました!!
この度、前回の策定から、これまでの施策成果を踏まえ、「第三章「健康経営」の評価について」及び「第四章健康経営・健康投資に関する情報発信について」の新章を設置するなど、改訂を行いましたので、企業の健康経営の取り組みの一層の促進にご活用ください。
1.経緯
国民医療費の増加や生産年齢人口の減少など、企業・健康保険組合を取り巻く状況は変化しており、企業が従業員等の健康保持・増進に主体的かつ積極的に関与する必要が生じています。また、平成27年度からは厚生労働省の下で「データヘルス計画」が始まり、健康保険組合の取組に対する企業の関与が従来以上に求められています。
そのような中、企業の「健康投資」「健康経営」の取組は、その概念やメリット、具体的な手法等が浸透しておらず、なかなか進んでいないのが現状です。そのため、経済産業省は本ガイドブックを作成、公表することにより、企業経営者が自ら「健康経営」の理念を考え、それを「健康投資」として実践することを促したいと考えています。
(参考)厚生労働省ホームページ:医療保険者によるデータヘルスについて外部リンク
2.概要
本ガイドブックは、「わかりやすく「健康経営・健康投資」の概念を提示すること」「企業業績へのメリット等の提示により、訴求力を高めること」「社内環境整備や全体枠組みとしての実践方法を提示すること」の3つの方針に基づいて作成をしております。
3.ガイドブック(改訂第1版)の構成
目次
はじめに(このガイドブックの目指すもの)
第一章 健康経営の促進に向けて... 1
1. 健康経営とは... 1
(1)企業・健康保険組合を取り巻く状況... 1
1企業負担の増加、生産性の低下の防止につながる従業員等の健康保持・増進... 1
2データヘルス計画について... 2
(2)健康経営とは... 2
2.健康経営のメリット... 3
第二章 健康経営をはじめよう... 5
1.経営理念・方針への位置づけ... 5
2.組織体制づくり... 6
3.制度・施策の実行... 6
(1)従業員の健康状態を把握する(健康情報の利活用) 6
(2)計画(成果目標)を立てる... 7
(3)施策を実行する... 7
(4)健康保険組合等との適切な連携(コラボヘルス)について... 8
4.取組を評価する... 8
第三章 「健康経営」の評価について... 10 (新章)
1. 「健康経営」の評価の必要性について... 10
2.健康経営評価フレーム... 10
(1)健康経営評価の考え方... 10
(2)健康経営評価フレーム概要... 11
3.健康経営評価指標... 12
(1)健康経営評価指標の基本的な考え方... 12
(2)健康経営評価指標... 13
1ストラクチャー指標... 13
2プロセス指標... 19
3アウトカム評価指標... 24
付録.生産性への影響度を評価する指標(健康コスト指標)と従業員の健康状態に関する指標(健康関連指標)との関係性について... 33
第四章 健康経営・健康投資に関する情報発信について... 41 (新章)
1.健康経営の情報発信の必要性... 41
(1)本章のねらい... 41
(2)ESG投資の高まりと投資家に対する情報発信の重要性... 42
(3)企業による情報発信の現状... 43
2.本章の使い方... 44
(1)本章の対象(読者)... 44
(2)本章の対象(発信媒体)... 44
3.情報発信の実践... 45
(1)有効な情報発信の方法とは... 45
1目的の記載... 46
2PDCAサイクルを実施するための体制整備... 47
3取組み体系及び具体的な取組み内容の記載... 48
4成果の記載... 49
付録:情報発信事例集... 51
1情報発信事例集... 51
2国内外企業による情報発信の好事例... 60