2025年4月1日に、当院に重篤な小児救急患者を全県から24時間体制で受け入れる「地域小児救命救急センター」を設置したことについて、記者会見を行いました。

地域小児救命救急センターでは、県内の拠点病院と連携して医療を提供するとともに、当院の各分野の小児に関わる専門医が協力し、集中治療を必要とする重症度の高い小児患者に対して高度な医療を提供することが可能です。なお、より専門的な治療が必要な症例については、県外の小児救命救急センターへの広域搬送が可能な体制を整えています。

会見で、椎名浩昭病院長は、「地域で安心して生活できる医療環境を提供するためには、小児医療の充実が不可欠であり、重篤な小児救急患者に対しても質の高い医療を提供していきたい」と述べました。また、竹谷健センター長は、「地域小児救命救急センターの設置に伴い、島根県内の小児救急医療の向上を図るとともに、県外の小児救命救急センターへの派遣などを通じて、若手医師の育成にも取り組んでいきたい」と述べました。

記者会見の様子

(左から地域小児救命救急センター 竹谷健センター長、椎名浩昭病院長、地域小児救命救急センター 中田朋宏副センター長)

ICU(集中治療部)では成人だけでなく小児の重症患者も受け入れ、集中治療管理を実施

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