競輪選手への道のり
厳しいトレーニングを重ねて、最高時速70kmにもなる熱いレースで競い合う競輪選手たち。
自転車ブームの影響から、競輪選手を目指そうとする若者が非常に多くなっており、公営競技のなかでも高額な賞金を手にするのを夢みる人も少なくありません!
STEP 01 日本競輪選手養成所 入所試験
まずは応募資格を確認しましょう。
養成所の試験は大きく分けて2つあります。基本的に多くの人が受験するのが「一般試験」となります。
一般試験
適正試験
自転車競技経験者などバンクでの走行経験のある方がこちらで受験
走行時間の測定(男子:200m・1000m、女子:200m・500m)、身体検査、人物考査
技能試験
自転車競技未経験者、他競技からの転向はこちらで受験
走行時間の測定(男子:200m・1000m、女子:200m・500m)、身体検査、人物考査
特別試験
- オリンピック大会に出場し、本財団が特に認めた成績を収めた者。
- 世界選手権競技大会に出場し、第1位から第8位の成績を収めた者。自転車競技以外の競技については、本財団・が認めた大会であること。
- ワールドカップ大会あるいはそれに類する大会に出場して、第1位から第3位の成績を収めた者。自転車競技以・外の競技については、本財団が認めた大会であること。
- 世界自転車競技センターにおけるトラック競技のトレーニングに6月以上参加した者であって、本財団が認めた者。
STEP 02 養成所にて約1年間の訓練
養成所では、様々なことを学びます。
自転車の走行技術、整備技術はもちろん競輪に関する法律、ルール等、競輪選手として社会人としての基本を習得します。
STEP 03 国家資格合格
競輪選手は国家資格であり、例年3月に行われる競輪選手資格検定に合格する必要があります。
身体、技能、学力及び人物において基準を認められた者に資格が与えられます。
