本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。お客さまがご使用のブラウザではスタイルシートが未対応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、掲載している情報は問題なくご利用いただけます。
2020年9月24日、神戸市は「こども本の森 神戸」の建設工事に着手したと発表した。同施設は、2019年9月13日に建築家の安藤忠雄氏が設立を提案したもので、安藤氏が建設し、同市に寄贈される。
建設予定地は、神戸市中央区にある東遊園地である。東遊園地は、阪神・淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントや神戸ルミナリエの会場で広く知られている公園で、現在は都心三宮の活性化・再整備の動きの中で再整備が進められている。
2020年7月にオープンした大阪市の「こども本の森 中之島」と同じく、貸し出しは行わず子どもたちが本を持ち出して公園内で自由に読むことができるようにするという。
2020年9月に準備工事、11月に本体工事に着手し、2021年12月に竣工する予定である。開館は2022年春とされている。
安藤氏は、国立国会図書館国際子ども図書館レンガ棟のリニューアル及びアーチ棟の建設にも関わっている。大阪市にも「こども本の森 中之島」を建設し、寄贈した。また、岩手県遠野市においても「こども本の森 遠野」の建設計画が進んでいる。児童書に関連する施設としては、福島県いわき市の絵本美術館「まどのそとのそのまたむこう」なども設計している。