『実践・倫理学』刊行記念フェア in 東京堂書店神田神保町店
当フェアは終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。
2月に刊行された「けいそうブックス」の児玉聡『実践・倫理学』刊行を記念し、東京堂書店神田神保町店にて、著者・児玉聡さんによる選書フェア「現代社会を倫理学する」を開催します。
店頭では、児玉聡さんの選書した書籍30点以上を紹介し、各書籍へのコメントを掲載したフェア小冊子を無料配布。新型コロナウイルスの感染拡大の影響などに伴い、刊行から約三ヶ月を経てのフェア開催になりましたが、選者・児玉聡さんが今回のフェアに寄せてくださった序文を紹介します。
●くろまるフェアに寄せて(小冊子より)
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行する中での『実践・倫理学』刊行記念フェアになったが、倫理学的には考えるべき問いがいくつもある。なぜ我々は政府の自宅待機の要請に従うべきなのか。他者への危害になるからか。自宅に留まることは善行の一種なのか、あるいは単に自己利益になるからなのか。「要請」は法的な義務なのか、道徳的な義務なのか。本書はこれらの問いを自ら考えるのに役立つだろう。また本書は、死刑廃止論、安楽死の是非、喫煙規制の限界、ベジタリアニズムの問題などを詳しく論じている。本書でよく批判されているカントも用いた言葉を使うなら、本書のモットーはSapere audeだ。本書を片手に思考の冒険を始めてほしい。
児玉聡
●くろまるフェア開催店
東京堂書店神田神保町店3F
http://www.tokyodo-web.co.jp/floor/03_f/
※(注記)当面のあいだ営業時間は平日11:00-17:00(土日・祝日休み)
●くろまる期間
2020年6月1日〜7月28日まで
【2020年7月31日付記】
フェアで配布した児玉聡さんのコメント付フェアブックリストを公開しました。
こちら のページをご覧ください。
●くろまるフェアの様子
[画像:『実践・倫理学』東京堂神田神保町店フェア]