『掌の美術論』刊行記念トークイベント 「美術と魔術――みる、さわる、ずれる」(松井裕美、井奥陽子)

イベント情報 - 2026年08月21日

「美術と魔術──みる、さわる、ずれる」
掌の美術論』(勁草書房)刊行記念
(登壇者:松井裕美、井奥陽子)

【日時】
2026年9月6日(日)15:00-16:30

【主催・会場】
本と珈琲の店 UNITÉ (東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)

【参加方法・お申込み】
1来店参加 1,980円 https://unite-books.shop/items/6a86b6068d1e7d1fbed37aeb
2オンライン参加 1,320円 https://unite-books.shop/items/6a86c13fb0a3026338956ccc
(注記)それぞれの参加方法や注意事項については上記のお申し込み先にてご確認ください。

【内容】
身体を通して、世界に触れ、世界と戯れ、世界を模倣し、そして世界とずれていく。そのずれの中にこそ、芸術の可能性は宿っている――『掌の美術論』(勁草書房)の著者・松井裕美さんと『近代美学入門』(ちくま新書)で著名な井奥陽子さんによるトークイベントです。

井奥さんは、近代西洋の合理主義のもとで誕生した美学がじつは占いや魔術と接近していたことを探究し、美や芸術の経験における理性と非合理なもののせめぎあいを鮮やかに描きだします。一方、松井さんは、セザンヌやピカソ、メアリー・カサットら近現代の作家を「見る」のではなく「触れる」対象として読み直し、てのひらの記憶と想像力が拓く遊戯場としての美術史を紡ぎだします。

理性で割り切れないものが、いかにして美や芸術の経験をかたちづくってきたのか。美学・美術史研究でご活躍の俊英お二人による、知的好奇心を刺激する対談にご期待ください。

【登壇者プロフィール】

松井裕美(まつい・ひろみ)
パリ西大学ナンテール・ラ・デファンス校美術史学博士課程修了、博士(美術史)。名古屋大学特任講師、神戸大学准教授などを経て、現在は東京大学大学院総合文化研究科准教授。著書に『キュビスム芸術史:20世紀西洋美術と新しい〈現実〉』(名古屋大学出版会、2019年)、『もっと知りたいキュビスム』(東京美術、2024年)、翻訳にデイヴィッド・コッティントン『現代アート入門』(名古屋大学出版会、2020年)など。

井奥陽子(いおく・ようこ)
東京藝術大学美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。東京藝術大学教育研究助手、日本学術振興会特別研究員を経て、現在は成城大学文芸学部芸術学科准教授。専門は美学・思想史。著書に『バウムガルテンの美学――図像と認識の修辞学』(慶應義塾大学出版会、2020年)、『近代美学入門』(ちくま新書、2023年)、共著に樋笠勝士編『フィクションの哲学――詩学的虚構論と複数世界論のキアスム』(月曜社、2022年)がある。

関連書籍

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /