「ジャン=ジャック・ルソーとは何者なのか――聖人か? 人間味あふれる俗人か?」(宇野重規、橋詰かすみ)トークイベント

イベント情報 - 2026年04月21日

「ジャン=ジャック・ルソーとは何者なのか──聖人か? 人間味あふれる俗人か?」
すごい古典古典入門 ルソー「社会契約論」』(中央公論新社)
ジュネーヴ共和国騒乱とルソー』(勁草書房)刊行記念
(登壇者:宇野重規、橋詰かすみ)

【日時】
2026年5月13日(水)19:00-20:30

【主催・会場】
本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)

【参加方法・お申込み】
1来店参加 1,980円 https://unite-books.shop/items/69e1d810e080d925a0cb28a3
2オンライン参加 1,320円 https://unite-books.shop/items/69e47249758861e07b9a6b44
(注記)それぞれの参加方法や注意事項については上記のお申し込み先にてご確認ください。

【内容】
『社会契約論』や『エミール』で自由・平等を説いた偉大な思想家、ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)。自由と平等の提唱者であり、革新的な教育論者。まさに非の打ち所のない聖人君子。そんなイメージをお持ちの方は多いのかもしれません。

他方で、宇野重規さんの『すごい古典古典入門 ルソー「社会契約論」』(中央公論新社)を読んでいると、そのイメージが大きく揺らぎます。というか反転していきます。

人に愛されることを渇望しながら、誰のことも信じられなかった男。誰かと心の底から繋がりたいと願いながらも、深刻な被害妄想に取り憑かれた男。理想の教育論を説きながら、自らの子どもをすべて孤児院に送った男。

それが、18世紀の思想家、ジャン=ジャック・ルソーと言うのです。

今回はそんなルソーを深掘りするべく、政治学者の宇野重規さん、歴史学者の橋詰かすみさんに言葉を交わしていただきます。

橋詰さんの『ジュネーヴ共和国騒乱とルソー』(勁草書房)は、ルソーの作品、そして彼の存在そのものが、18世紀後半の祖国・ジュネーヴ共和国での政治状況でどのような意味を持ち、どう利用されてきたのかに迫った一冊です。

ルソー本人を取り巻く政治状況や時代状況が描かれている本で、その当時の時代背景が浮き彫りになります。

民主主義をめぐって、あるいは、教育をめぐって、常に参照されるルソーその人は、どのような人物だったのでしょうか? そして、どのような時代を過ごしてきたのでしょうか?

彼の人物像や彼を取り巻く環境を知る中で、あるべき教育や民主主義の姿が親しみをもって見えてくるはずです。ぜひ、ご参加ください!

【登壇者プロフィール】

宇野重規(うの・しげき)
1967年東京都生まれ。東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。千葉大学法経学部助教授などを経て、2011年より東京大学社会科学研究所教授。著書に『政治哲学へ』(東京大学出版会、渋沢・クローデル賞特別賞)、『トクヴィル 平等と不平等の理論家』(講談社選書メチエ、サントリー学芸賞)、『〈私〉時代のデモクラシー』(岩波新書)、『民主主義のつくり方』(筑摩選書)、『保守主義とは何か』(中公新書)、『政治哲学的考察』(岩波書店)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書、石橋湛山賞)などがある。

橋詰かすみ(はしづめ・かすみ)
國學院大學文学部史学科助教、博士(社会学)。研究分野は近世ヨーロッパ史、思想史。主な論文に「理想のルソー像を求めて─J.-P. ベランジェ『祖国に向けてルソーを弁護する』(1774年)から」(『日本18世紀学会年報』39号)「ジャン=ジャック・ルソーの悪評─『山からの手紙』(1764年)刊行後のジュネーヴから─」(『西洋史学』277号)など。

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