R・M・ヘアの道徳哲学
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これまで十分には理解されてこなかったイギリスの道徳哲学者R.M.ヘア。本書はヘアの道徳哲学にまつわる数々の誤解を払拭し、彼が論じたことが本当は何だったのかを論じることで、彼の議論の持つ真の重要性を明らかにする。(2012年10月第1版第1刷発行)
これまで十分には理解されてこなかったイギリスの道徳哲学者R.M.ヘア。本書はヘアの道徳哲学にまつわる数々の誤解を払拭し、彼が論じたことが本当は何だったのかを論じることで、彼の議論の持つ真の重要性を明らかにする。(2012年10月第1版第1刷発行)
はしがき
凡例
第I部 選好功利主義の成立
第一章 ヘアの道徳哲学
1 ヘアの道徳哲学の目的
2 道徳文の分析――意味と判定規準
3 情緒主義批判――指令と説得
4 記述主義批判――ヒュームの規則
5 非認知主義批判――真理条件と妥当性
第二章 道徳的な判断を下すということ――基盤としてのメタ倫理学
1 ヘアのメタ倫理学
2 指令性の役割
3 普遍化可能性
4 選好功利主義の考え方
第II部 ヘアへの批判と応答
第三章 選好功利主義は規範倫理学理論か
1 選好功利主義の歴史的展開――経済学、プラグマティズム、規範倫理学
2 ヘアと功利主義――利益から選好へ
3 選好功利主義と伝統的功利主義
第四章 中立性と合理性
1 中立性条件の問題点
2 なぜ他者の選好を平等に考慮するのか
3 もう一つの問題点――合理性と中立性条件
第五章 「道徳的な問い」への答え
1 道徳性の定義――四つの伝統的定義
2 道徳的判断の優越性――ヘアの考え方
3 道徳的判断は本当に優越的か?
4 選好功利主義と道徳――道徳性と合理性
第III部 道徳哲学の限界と役割
第六章 生き方について哲学が言えること
1 選好功利主義と道徳理論――三つのギャップ
2 道徳哲学の限界
3 人間の生と選好功利主義への動機付け
4 自尊、アイデンティティ、価値――人生に意味を与えるもの
第七章 道徳哲学の役割と機能
1 二層理論というアイディア
2 教育への応用――教え込みと教育
3 応用倫理学へ――情緒主義再論
結語――我々はいかに生きるべきか
注
あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引
著者略歴
1979年生まれ。現在、日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。
2009年北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。
論文 「R・M・ヘアの普遍化可能性原理の形式性について」『イギリス哲学研究』(第32号、2009年)
「功利主義的観点から見た認知的エンハンスメント」『医学哲学・医学倫理』(第27号、2009年)
「ハイブリッド表出主義と指令主義の再評価」『倫理学年報』(第61集、2012年)
「生の意味の問題における主観説について」『倫理学研究』(第42号、2012年)ほか。
凡例
第I部 選好功利主義の成立
第一章 ヘアの道徳哲学
1 ヘアの道徳哲学の目的
2 道徳文の分析――意味と判定規準
3 情緒主義批判――指令と説得
4 記述主義批判――ヒュームの規則
5 非認知主義批判――真理条件と妥当性
第二章 道徳的な判断を下すということ――基盤としてのメタ倫理学
1 ヘアのメタ倫理学
2 指令性の役割
3 普遍化可能性
4 選好功利主義の考え方
第II部 ヘアへの批判と応答
第三章 選好功利主義は規範倫理学理論か
1 選好功利主義の歴史的展開――経済学、プラグマティズム、規範倫理学
2 ヘアと功利主義――利益から選好へ
3 選好功利主義と伝統的功利主義
第四章 中立性と合理性
1 中立性条件の問題点
2 なぜ他者の選好を平等に考慮するのか
3 もう一つの問題点――合理性と中立性条件
第五章 「道徳的な問い」への答え
1 道徳性の定義――四つの伝統的定義
2 道徳的判断の優越性――ヘアの考え方
3 道徳的判断は本当に優越的か?
4 選好功利主義と道徳――道徳性と合理性
第III部 道徳哲学の限界と役割
第六章 生き方について哲学が言えること
1 選好功利主義と道徳理論――三つのギャップ
2 道徳哲学の限界
3 人間の生と選好功利主義への動機付け
4 自尊、アイデンティティ、価値――人生に意味を与えるもの
第七章 道徳哲学の役割と機能
1 二層理論というアイディア
2 教育への応用――教え込みと教育
3 応用倫理学へ――情緒主義再論
結語――我々はいかに生きるべきか
注
あとがき
文献一覧
事項索引
人名索引
著者略歴
1979年生まれ。現在、日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)。
2009年北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。
論文 「R・M・ヘアの普遍化可能性原理の形式性について」『イギリス哲学研究』(第32号、2009年)
「功利主義的観点から見た認知的エンハンスメント」『医学哲学・医学倫理』(第27号、2009年)
「ハイブリッド表出主義と指令主義の再評価」『倫理学年報』(第61集、2012年)
「生の意味の問題における主観説について」『倫理学研究』(第42号、2012年)ほか。
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