対等な夫婦は幸せか

著者 永井 暁子
松田 茂樹
ジャンル 社会・女性
シリーズ オンデマンド書籍
シリーズ社会・女性 > 双書ジェンダー分析
出版年月 2017年07月
ISBN 978-4-326-98311-7
Cコード 3336
判型・ページ数 A5・168ページ
定価 3,080円(本体2,800円 + 税)
在庫 オンデマンド制作

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共働きが多数を占めるようになってきた現在、それは夫婦関係をどう変えるのか。結婚、離婚、家計、働き方、政治参加から、これからの夫婦が直面する課題を提示する。男性のコミュニケーション能力低下が未婚化をすすめたのか?離婚が増加するのはなぜか?共働きで夫はストレスがたまるのか?女性の社会参加は政治参加につながるか?社会学、経済学、社会心理学、政治学の若手研究者が、男性・女性の生き方の変化を指摘する。東京大学社会科学研究所への寄託データを用いた計量的実証研究. (2007年1月第1版第1刷発行)

まえがき[永井暁子]

序章 共働きが変える夫婦関係[松田茂樹]
1 共働き夫婦の増加
2 共働きが夫婦関係にもたらす影響
3 共働き夫婦の仕事と生活

I 結婚・離婚にみる男女関係の変化

第1章 結婚の際に男性に求められる資質の変化――対人関係能力の結婚との関係[中村真由美]
1 なぜ対人関係能力が問題になるのか
2 未婚化についての仮説
3 対人関係能力不足は未婚化の原因か
4 個人の能力を補うマッチング制度の衰退

第2章 なぜ離婚リスクは社会階層により異なるのか[三輪哲]
1 社会階層と離婚
2 農業層だけが離婚寛容性が低いのか
3 結婚の質を高めるメカニズムはいかなるものか
4 離婚のリスクは社会階層により異なる

II 夫婦間のサポート関係

第3章 夫婦間で仕事と家事の交換は可能か[水落正明]
1 共働き世帯の家計構造と家事分担
2 家計構造と家事分担をどう測るか
3 家計貢献と家事分担の代替関係はどの程度か
4 共働社会の到来は何をもたらすのか

第4章 共働きで夫はストレスがたまるのか[ベジヘ]
1 夫の経験としての共働きというライフスタイル
2 妻の働き方で夫のストレスは異なるのか
3 性別役割分業意識と家庭の実情のギャップ
4 意識と実態のギャップが生み出す夫のストレス

第5章 夫のサポートが夫婦の結婚満足感を高める[竹内真純]
1 対等な夫婦ほど結婚に満足しているのか
2 様々な「対等性」
3 夫婦の結婚満足を高める要因
4 何が対等な夫婦関係を生み出すか
5 結婚満足感の低い夫婦の特徴

III 女性の就業と社会参加

第6章 性別役割分業と政治参加[前田幸男]
1 女性が政治参加に消極的なのは何故か
2 職業と政治参加
3 家庭と社会的ネットワーク
4 女性の就業は政治参加を促す

第7章 夫婦の働き方戦略――戦略の自由度、性別役割分業戦略、共働戦略[松田茂樹]
1 働き方戦略からみた性別役割分業
2 性別役割分業意識と夫婦の働き方の関係
3 夫婦の働き方戦略を決める要因
4 戦略の自由度と働き方戦略

終章 対等な夫婦は幸せか[永井暁子]
1 「共働き」はどのように捉えられていたのか
2 妻の就業は夫婦を対等にするか
3 妻の就業、夫婦の対等性がもたらすもの
4 対等な夫婦関係はゴールではない

参考文献
あとがき[松田茂樹]
索引
執筆者紹介

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