メンタルクリニックの脳科学

脳科学研究の成果は、精神科医療の現場にどんな影響をもたらすのか。臨床にたずさわる医師が自ら語る、脳をめぐる研究の実際と展望。

著者 中込和幸
高沢悟
工藤紀子
ジャンル 教育・心理
シリーズ シリーズ教育・心理 > シリーズ認知と文化
出版年月 2005年07月
ISBN 978-4-326-19939-6
Cコード 3347
判型・ページ数 四六・288ページ
定価 3,300円(本体3,000円 + 税)
在庫 品切れ・重版未定

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脳科学の進歩によって、従来「心の病」と言われてきた病気において、脳に器質的な変化が起こっていることが明らかになってきた。心理的・社会的な要因に加えて生物学的な側面の重要性が認識されてきている。本書では脳科学研究の最新の方法と成果を紹介しながら、うつ病・PTSD・統合失調症などの治療にそれをどう生かしていくことができるのか、将来への具体的な展望を示す。

序 章 脳科学と精神科医療

第一章 これまでの日本の精神科医療
Q君からの手紙
1 日本の精神保健制度と歴史
2 日本の精神医療の現状
3 おわりに

第二章 脳科学研究の方法
1 はじめに
2 脳の形態測定
3 脳機能の検討
4 神経機能画像法の問題点

第三章 気分障害──うつ病・躁うつ病
1 ある日のメンタルクリニック
2 気分障害、今と昔
3 気分障害の症状と分類
4 気分障害の生物学
5 治療

第四章 PTSD
1 はじめに
2 症例
3 臨床特徴
4 歴史的背景
5 生物─心理─社会モデル
6 生物学的側面
7 治療
8 おわりに

第五章 統合失調症
1 ある患者さんの経過
2 概念の変遷
3 臨床特徴
4 統合失調症の脳科学研究
5 治療
6 おわりに

終 章 今後の展望──脳科学研究を治療に生かす

あとがき
参考文献
図版一覧
事項索引
人名索引

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