日本の社会と文化

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社会心理学の視点で、日本の過去・現在にわたる文化と政治の状況を多角的に分析。現代日本人の精神構造と社会心理を歴史的に展望。

著者 南 博
ジャンル 社会・女性
シリーズ シリーズ社会・女性 > 南博セレクション
出版年月 2001年08月
ISBN 978-4-326-69836-3
Cコード 3336
判型・ページ数 四六・520ページ
定価 9,900円(本体9,000円 + 税)
在庫 品切れ・重版未定

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「南博セレクション」は、著者の社会心理学を通してかち得た20世紀後半の日本に於ける社会と文化に対する創造的研究と、活動の全仕事から厳選された著作集である。21世紀の幕開けに相応しい、心理学の研究を踏まえた、社会、文化、評論に関わる研究の成果がここにこめられている。本書は、社会心理学の立場から、日本人の社会心理を中心に、1950年代から今日に至るまでに発表された、政治、経済、宗教等をはじめとする日本の社会と文化についての分析と研究を収めた。日本人論、伝統、美意識、生活、レジャー、祭り等、多種多様なテーマが展開されている。

I 日本人論
『菊と刀』批判――社会心理学の立場から
アメリカ人の見た日本
アメリカ的日本人――日本人の卑屈さについて
なぜ外国人に偏見をもつか――許せぬアジア人蔑視
日本人論からみた「日本人」
日本人のこころ――戦後四〇年の軌跡

II 日本文化
娯楽の肯定と娯楽の否定――江戸時代における娯楽思想によせて
日本の文化論――ひとつの系譜
「退廃」の系譜
「気」と日本人
気功と日本人

III 大正文化
文明から文化へ
生活のなかの文化意識
文化生活者の意識
マス文化と生活意識
日本モダニズム研究の方向――おぼえがき

IV 生活文化
鳥尾夫人の生活と意見――戦後の代表女性をクローズアップする
名誉について
日本人にとって祭りとは何か
日本人の「自己表現」の系譜
家族――日本人の特殊性

V 政治
共産党への恐怖
天皇制の心理的地盤
政治家の心理と論理
自衛軍イデオロギー――旧帝国軍隊の思想と保安隊の精神的支柱
近江絹糸ストの訓えるもの――現地調査と反省
ネオ・ファシズムの論理
平和のための文化運動――現実と反省
「世論」の政治的効用――憲法改訂宣伝活動の批判
懐柔・妥協・追従・脅迫
「政治評論家」の心理と論理
安保闘争の「総括」と問題点
政治家における詭弁の研究――エセ論理の"術"を駆使する議会政治
テロリズムさまざま
民衆の流言が描く天皇症候群――「やんごとなきもの」をめぐる社会心理の渦

解説

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