令和7年11月14日(金)午前

動画が再生できない方はこちら(政府広報オンライン)

閣議の概要について

では、私(官房長官)から3点申し上げます。1点目、閣議の概要について、申し上げます。一般案件等15件、条約の公布、政令、人事が決定されました。大臣発言として、高市内閣総理大臣からは、「海外出張不在中の臨時代理等について」、御発言がありました。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間関連行事・政府主催シンポジウムについて

2点目ですが、北朝鮮人権侵害問題啓発週間関連行事・政府主催シンポジウムについて申し上げます。拉致問題への理解・関心を高めるため、本年12月13日土曜日に、東京において、「全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて」をテーマに、政府主催シンポジウムを開催いたします。私も、主催者として参加する予定です。今回のシンポジウムでは、拉致被害者等御家族の方々から「生の声」を発信いただくとともに、作文コンクールの表彰式、本年8月に行った中学生サミットに関する報告、有識者による講演等が行われる予定です。ぜひ多くの方々に御来場いただき、拉致問題について考える機会としていただきたいと考えております。また、拉致問題対策本部YouTubeチャンネルでのライブ配信も実施する予定ですので、全国各地から御視聴いただければと、そのように思います。詳細は、配付しているお手元のチラシを御参照願います。更なる詳細、御質問等ございましたら、拉致問題対策本部までお問合せをお願いします。

クマ被害対策等に関する関係閣僚会議について

3点目ですが、「クマ被害対策等に関する関係閣僚会議」について申し上げます。本日、「クマ被害対策等に関する関係閣僚会議」を開催し、新たな「クマ対策パッケージ」を取りまとめました。関係閣僚会議においては、私から、クマの通常の冬眠期間に入った後も、クマの人里への出没が懸念される状況を鑑み、既に着手している緊急的な対応について、引き続き強い緊張感を持って取り組むこと、来春の捕獲に向けて、実施地域を拡大して個体数の削減に取り組むこと、交付金等による支援や特別交付税措置を通じて、地域の体制整備を推進し、年度内を目途に、全ての地域における体制整備の進捗状況を確認すること、年度内を目途に、「クマ対策ロードマップ」を策定すること、策定したロードマップは、全国的な個体数調査・推計の実施などにより、精緻化することなどについて、環境大臣を中心に関係閣僚が連携して取り組むよう指示をしたところであります。政府としては、国民の皆様の安全・安心の確保に万全を期すべく、必要な施策を進め、経験を積み重ね、必要があればちゅうちょすることなく機動的に見直しをしながら、クマ被害対策を戦略的に実行してまいります。以上、3点となります。

関連リンク

内閣官房長官記者会見一覧ページに戻る