北朝鮮による拉致問題についての会見

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(記者)
産経新聞の木津です。よろしくお願いいたします。新潟市で当時13歳だった横田めぐみさんが北朝鮮に連れ去られて、明日15日で48年となります。総理は先日の(全拉致被害者の即時一括帰国を求める)国民大集会で、北朝鮮側に首脳会談を打診したことを明らかにしましたが、改めて、御自身の任期中にこの問題を解決する決意をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

(高市総理)
明日11月15日で、横田めぐみさんが拉致されて48年になります。本当に長い長い時間でございます。2002年に5人の拉致被害者の方々が帰国されて以来、横田めぐみさんも含めて1人の拉致被害者の帰国も果たせていないということを、本当に申し訳なく思っております。横田早紀江さんを始めとする御家族の皆様におかれましては、長年にわたって苦しみ、悲しみ、そして、何とか元気なうちに肉親を抱き締めたい、もう一度再会を果たしたい、そんな思いで過ごしてこられました。もう、拉致問題の解決、一刻も、一刻の猶予もない、そんな思いでございます。
今、日朝の新たな実りある関係に向けて、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と首脳同士で正面から向き合い、そして、様々な状況に応じて果敢に行動することで、具体的な成果に結び付けていきたいと考えております。もう、あらゆる選択肢を排除せず、何としても私の代で突破口を開きたい、その思いでいっぱいでございます。やれる限りのことをやってまいります。その決意に満ちております。どうか御家族の皆様が健康でいらっしゃいますように、そして、拉致被害者の方々、取り戻すことができますように、私も頑張ります。皆様の、国民の皆様の御協力もよろしくお願い申し上げます。

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