ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合についての会見
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(記者)
フジテレビの菅野と申します。よろしくお願いいたします。今回参加された会合が実質的な外交デビューの場となりましたが、御感想を伺わせてください。また、会合の中でいかなる議論がなされ、日本からはどのような発言がされたのか、また、今後日本として、ウクライナ問題にどのように関与していくのか教えていただきたいです。以上です。
(高市総理)
今、私が出席をしてきましたのは、イギリスそしてフランスが主催する「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」でございます。画面上ではございますけれども、英国のスターマー首相、また、フランスのマクロン大統領、そしてゼレンスキー・ウクライナ大統領など、各国首脳らに御挨拶をし、日本の立場を申し述べることができました。印象的だったのは、各国の首脳から、私の就任に対するお祝いの言葉を頂き、また、就任後初めて出席をしてくれた国際会議がこのウクライナに関する有志連合だったということに対する歓迎の言葉を頂戴しました。とてもありがたいことだったと思います。各国の首脳からはですね、1日も早い公正かつ永続的な平和に向けた強い決意が示されておりました。私からは、この戦争の帰結というのは、これは欧州を越えて、東アジアを含め国際秩序全体に大きな影響を与えるという旨を指摘いたしました。主に3点について発言をしました。第1には、ロシアによるウクライナ侵略、これは国際秩序の根幹を揺るがす暴挙であり、ウクライナとともにあるという我が国の立場は一貫しているということ。第2に、国際社会と連携したウクライナ支援、そして対露制裁、これを引き続き日本は推進をするということ。第3に、我が国は官民一体の復旧・復興支援を通じたウクライナの社会・経済強靱(きょうじん)化の取組にも貢献をしていくということでございます。我が国は、ウクライナでの公正かつ永続的な平和実現のために、今後も各国と緊密に連携をして取り組んでまいります。そういったことで、本日の会合は、日本がこれまでしてきた貢献もございますし、これからやろうとしていることも含めて紹介をしながら、良いメッセージを発信できたと思っております。
(記者)
ありがとうございます。
(高市総理)
どうも遅くまでお疲れ様でした。