日・ベリーズ共同記者発表

【石破総理冒頭発言】

大阪・関西万博ナショナルデーの機会に、ベリーズのブリセーニョ首相をお迎えをできましたことを、大変うれしく思っております。
日本とベリーズは、価値や原則を共有する重要なパートナーであります。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序が挑戦を受けております中において、昨年の「日本・カリブ交流年」、本年の「日本・中米交流年」を契機に両国のハイレベル対話が積み重ねられ、日本ベリーズ間の連携が強化されるということは非常に心強いことであります。
先ほどの会談におきましても、国際社会を分断と対立ではなく、対話と協調に導くことの重要性を確認するとともに、経済協力、人物交流等々、様々な分野で両国関係を発展させるということで一致をしたところであります。
この後、知日家であり、また、東アジア情勢へも造詣が深い首相との間で、インド太平洋情勢を始めとする地域情勢に関しても、率直な意見交換を実施をする予定でございます。国連安保理改革、気候変動など、国際社会における共通の課題に関する協力についても、議論を深めたいと考えております。
日本とベリーズは、人的にもあるいは物的にも更に関係を強化してまいりたいと思っております。今後首相の来日を機に、一層緊密に協力・連携をしたいと考えております。
ありがとうございました。