全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭

追悼の辞を述べる石破総理
追悼の辞を述べる石破総理
黙とうを捧げる石破総理
黙とうを捧げる石破総理
献花する石破総理
献花する石破総理

令和7年10月18日、石破総理は、都内で開催された全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭に参列しました。

総理は、黙とうを捧(ささ)げ、追悼の辞を述べた後、献花を行いました。

総理は、追悼の辞で次のように述べました。

「全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭に当たり、国の安寧と人命を守るという崇高な志に殉ぜられた方々の御霊(みたま)に対し、謹んで哀悼の意を表します。
この度、新たに祀(まつ)られた五柱の御霊は、人々が安心して暮らせる社会の礎である良好な治安を守るため、全身全霊を捧げられた警察職員と、自らの危難をも顧みず、目の前の命を救うために力を尽くされた方々です。
皆様が身をもって示された高潔な精神と確固たる勇気は、私たちの誇りであります。
同時に、かけがえのない御家族を失われた御遺族の皆様の深い悲しみに思いを致しますと、私自身、悲痛の念に堪えません。御遺族の皆様に対し、衷心よりお悔やみを申し上げます。
ここに祀られた6,286柱の御霊を前に、皆様が示された職務に対する強い誇りと使命感、他者に対する思いやりと献身、そして勇気ある決断と行動に、深甚なる敬意と感謝の念を捧げます。
現在、多発する特殊詐欺、サイバー空間における深刻な脅威、痛ましい交通事故など、様々な治安上の課題が存在をしています。また、風水害が激甚化・頻発化するとともに、首都直下地震や南海トラフ地震の発生も懸念されております。こうした中、安全・安心の確保を担う警察に対し、国民は大きな期待と信頼を寄せております。
御霊の尊い御遺志を受け継ぎ、我が国で暮らす方々を 犯罪や災害の脅威から守るという責務を全うし、安全で安心できる日本を次の世代に引き継いでいくことを、ここに固くお誓いを申し上げます。
結びに、御霊安かれと、心よりお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様の御平安を切に祈念し、追悼の辞といたします。」

歴代の総理の一日

総理の一日一覧ページに戻る