男女共同参画会議
令和6年12月13日、石破総理は、総理大臣官邸で第73回男女共同参画会議に出席しました。
会議では、第6次男女共同参画基本計画の策定等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「新しい『男女共同参画基本計画』と『女性版骨太2025(女性活躍・男女共同参画の重点方針2025)』の検討を本日から開始をいたします。
女性活躍・男女共同参画は、全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会を実現するとともに、我が国の経済社会の持続的な発展に不可欠の要素であります。
意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画いたしますことを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます。男女間の賃金格差の是正は、引き続き喫緊の課題であります。多くの女性に社会活動を長く続けていただくにはどうすればよいか、国民的議論を主導して制度改革を実現をいたします。
そのために取り組むべき課題は多岐にわたります。あらゆる分野の意思決定層における女性の参画拡大、全ての人が希望に応じて働くことができる環境づくり、女性に選ばれ、女性が活躍できる地域づくり、個人の尊厳が守られ、安心・安全が確保される社会の実現など、様々な分野につきまして、取組を一層強化することが必要であります。
三原大臣を中心に、これらの課題について、当面講じるべき、実効性のある対策の検討を進め、来年6月をめどに『女性版骨太の方針2025』を取りまとめていただきますようお願い申し上げます。
今後5年間の『男女共同参画基本計画』につきましても、来年12月をめどに取りまとめをお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。」