サブサハラアフリカでの農業デジタル化推進に貢献するための研究開発可能性調査【農業デジタル化情報】2021〜2022年度
関連プログラム
情報
2025年09月19日
背景
開発途上地域の気候変動問題や農業労働人口の制約に起因する食料問題の解決において、先端技術やデジタル情報の活用による農業の省力・軽労・効率化を可能とするスマート農業の果たす役割に期待が高まっています。農業デジタル化は、サブサハラアフリカにおいて急速に進展しており、同地域の農業をけん引する重要な分野と位置付けられています。しかし、農業デジタル技術は、国毎で大きく異なるため、地域代表性の担保が課題です。それぞれの国が抱える問題や地域特性に関する情報を適切に収集・集積し、発信していくことが求められています。
プロジェクト目標
サブサハラアフリカにおける農業デジタル化に関する代表性のある情報を収集し、現状の問題整理と課題抽出、ニーズの把握、デジタル技術の適応条件や新たな可能性を科学的エビデンスとして情報集積・発信します。
研究課題構成
サブサハラアフリカにおける農業デジタル化に関する情報収集・集積
対象国
エチオピア等(サブサハラアフリカ地域を対象とした情報収集を含む)
成果の対象者・受益者
サブサハラアフリカを中心とした開発途上地域の小規模農家(若者、女性を含む)、行政機関及び農業研究開発ならびに普及機関、日本の国際開発機関、民間企業、研究機関
プロジェクトリーダー
飯山 みゆき(プログラムディレクター<情報>)
プロジェクトポスター
サブサハラアフリカでの農業デジタル化推進に貢献するための研究開発可能性調査【農業デジタル化情報】
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