■しかく2012年度
以下に提示する複数の資料は2011年版DICOM規格書に準拠して作成しております。本資料で示す内容には十分注意して作成していますが、内容の正当性や情報存在の有無を保証・限定するものではありません。また、ベンダによっては、本資料と規格の理解が異なる可能性がありますのでご注意ください。
本資料のご利用に際しては、上記をご理解して頂いた上でご使用くださるようお願い致します
- RDSRの詳細説明 シーケンス構造の図示PDFファイル サンプルファイルPDFファイル
X線を利用するモダリティが出力するRadiation Dose Structured Report(RDSR)はシーケンスが入り組んで、構造が理解しにくいと思われます。今回はX-rayとCTについてシーケンス構造の図示とサンプルファイルを提供します。
- 標準ヘッダセットPDFファイル
昨年に続き各種モダリティの標準的なヘッダタグの例と RDSRに登場するタグをリストアップしています。この資料を利用するにはDICOMに関する基礎的な知識が必要です。今後、多くのモダリティに対応していきます。
- 標準画像セット別ページへ
標準DICOMヘッダを組み込んだサンプルDICOM画像ファイルを提示します。DICOMファイルとして提供しますので、表示や解析にはDICOMビューワやダンプツールなどを別途準備する必要があります。今後、多くのモダリティに対応していきます。
- DICOM接続事例集Excelファイル
昨年度に引き続き 新たに収集した接続に関する事例についてコメントしました。また、よく質問されるDICOM用語について解説を追加しました。みなさまのコメントや新たな事例のご提供などをお待ちしています。
■しかく2010-2011年度
- 類似タグに関する説明Excelファイル
DICOMが定義するタグは膨大でその意味や使い方が不明確な場合があります。2010年度はVRがPN(人名表現)とDT(日付時刻表現)の代表的なタグを抽出し、簡単な説明を付記しました。
- 日本語人名表記および対応PDFファイル
日本向けLocalizationのひとつである各種文字種の扱いについてJIRAの考える原則をまとめました。
- Unicodeを使った日本語対応についてPDFファイル
DICOM規格に登録され、今後普及が見込まれるUnicodeの扱いについてJIRAの考える現状での問題点をまとめました。
- 標準DICOMヘッダセットExcelファイル
代表的なモダリティが生成する標準的なヘッダ(タグ集合)のサンプルを提示します。この資料を利用するにはDICOMに関する基礎的な知識が必要です。今後、多くのモダリティに対応していきます。
- 標準DICOM画像セット別ページへ
上記の標準DICOMヘッダを組み込んだサンプルDICOM画像ファイルを提示します。DICOMファイルとして提供しますので、表示や解析にはDICOMビューワやダンプツールなどを別途準備する必要があります。今後、多くのモダリティに対応していきます。
- 補遺・修正提案タイトル翻訳リストExcelファイル
本年度作成した議事録や補遺、修正提案からそれらのタイトル部分の和訳を提示します。新たなモダリティ・手技などの名称を検索する場合の参考にしてください。
- DICOM事例集Excelファイル
昨年度に引き続き 新たに収集した接続に関する事例について観点を変えてコメントしました。ユーザ視点、ベンダ視点など立場が変わると問題の見方も変わりますが、みなさまのコメントや新たな事例のご提供などをお待ちしています。
■しかく2009年度
- DICOM事例集PDFファイル
DICOM接続は業界のデファクト標準になっていますが、今でも様々な原因でうまくつながらない場合があります。
DICOM委員会ではそのような事例を収集しておりましたが 今回それらをまとめましたので掲載します。
現象から考えられる原因とコメントを記入してあります。同じような現象でも別の原因が考えられる場面もあると思いますが、不具合に遭遇したときに検討の一助になれば幸いです。なお、JIRAとしては 臨床現場でのDICOM接続の不具合解決には直接関与しておりません。次回の接続問題事例収集の際に皆様から情報の提供をお願いすることがありましたらご協力をお願いいたします。
■しかく2009年度以前
- 2005年9月開催DICOM Conference資料PDFファイル
- 「黎明期のDICOM勉強会資料」(コニカミノルタヘルスケア株式会社提供)PDFファイル
DICOM規格はACR-NEMAにより規格化され、1993年のRSNA(北米放射線学会)において承認されており、現在放射線部門のシステム間通信の標準規格として広く使用されておりますが、90年代の黎明期にはDICOM規格の認知度はユーザー・ベンダー共に低く、各ベンダー間の通信は独自形式での接続も多く実施されていました。
DICOMでの接続・システム間連携を実現するために、DICOM規格の認知度を高める必要があり、各ベンダーにてDICOM規格のユーザー説明会等が積極的に開催され、現在の様なユーザー認知度となり、DICOM接続が標準仕様となりました。
上記リンクからは、当時ユーザー説明会時に配布しておりました、DICOMの基礎的な資料の1例として、DICOM黎明期の1996年に作成されました資料ではありますが、当時は資料を製本化してユーザーに配布しておりました、コニカミノルタ(当時コニカ)の「DICOMについて」のPDF版が掲載されておりますURLにリンク致します。
尚、当該資料はDICOM規格の入門編として現在でもご使用頂ける部分はあると考えて掲載しておりますが、他にもDICOMの歴史的な資料が御座いましたら、皆様から情報提供を頂ければ、当該HPへの掲載を検討させて頂きますので、ご協力・情報ご提供の程何卒よろしくお願い致します。
※(注記)ACR:TheAmerican College of Radiology/北米放射線専門医会
※(注記)NEMA:NationalElectrical Manufacturers Association/電気工業会
※(注記)ACR-NEMA:1983年に医療にけるデジタル画像と通信に関する規格を作成するための
共同委員会を結成