自動車部品製造業技術移転プロジェクト
The Project for Technical Support to Auto Parts Manufacturing Industry
終了案件
- 国名
- パキスタン
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 民間セクター開発
- 協力期間
- 2015年8月〜2019年8月
プロジェクト紹介
パキスタンの自動車産業は1950年代に始まりましたが、現地自動車部品メーカーの品質・生産能力向上が、同国の産業発展にとり大きな課題となっていました。日本は、過去の技術協力によって、様々な課題を解決するために自動車産業振興施策・制度の策定など17項目の施策を提案し、自動車部品製造中小企業を対象に、生産管理、金型、溶接の3分野における技術指導を実施しました。この協力では、これまでの実績を踏まえ、同国中小企業開発庁による自動車部品産業への支援体制の整備や関連人材の能力強化を通じ、自動車部品の品質・生産性の向上を支援しました。これにより、自動車部品メーカーの競争力の強化に貢献しました。
【上位目標】
1)品質・生産性向上に係る活動が自動車部品メーカー並びに他セクターの中小企業へ普及される。
2)自動車部品メーカーの競争力が強化される。
【プロジェクト目標】
自動車部品産業への支援体制整備を通じ、対象企業が製造する自動車部品の品質・生産性が向上する。
【結果】
成果 1
自動車部品メーカーへの支援体制の枠組が形成される。
成果 2
自動車部品メーカーへの支援によりモデル事例が作られる。
成果 3
関連人員(SMEDA、PAAPAM エンジニア、ローカルコンサルタント)の基礎的な技術的知識・指導能力が向上する。
成果 4
品質・生産性向上に関する情報を他企業にも普及させる SMEDA の能力が向上する。
協力地域地図
自動車部品製造業技術移転プロジェクトの協力地域の地図
事業評価
協力現場の写真
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パキスタンに進出している日系自動車メーカーに対し、ドア・トリムなどを供給している現地自動車部品メーカーの工場を訪問し、指導を行う専門家。
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プロジェクトの概要などを説明する目的で開催されたキックオフ・ワークショップの様子。(2015年11月、ラホールにて)
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プロジェクトの概要などを説明する目的で開催されたキックオフ・ワークショップの様子。予想を上回る約100名の参加者が出席した。(2015年11月、カラチにて)
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当地に進出している日系二輪メーカーの二輪部品。写真のとおり、現地調達率は非常に高いが、部品の輸入も行っている。(現地調達は出来るものの、日系メーカーとして品質保証の観点から、機能部品は輸入している。)
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当地自動車部品メーカーに対し、日本製の自動車部品について説明する専門家。
- パキスタンに進出している日系自動車メーカーに対し、ドア・トリムなどを供給している現地自動車部品メーカーの工場を訪問し、指導を行う専門家。
- プロジェクトの概要などを説明する目的で開催されたキックオフ・ワークショップの様子。(2015年11月、ラホールにて)
- プロジェクトの概要などを説明する目的で開催されたキックオフ・ワークショップの様子。予想を上回る約100名の参加者が出席した。(2015年11月、カラチにて)
- 当地に進出している日系二輪メーカーの二輪部品。写真のとおり、現地調達率は非常に高いが、部品の輸入も行っている。(現地調達は出来るものの、日系メーカーとして品質保証の観点から、機能部品は輸入している。)
- 当地自動車部品メーカーに対し、日本製の自動車部品について説明する専門家。
関連情報
関連・連携プロジェクト
本プロジェクトの他の期・フェーズ
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