地方給水施設運営維持管理強化プロジェクト
Project for strengthening operation and maintenance of rural water supply systems in Rwanda
終了案件
- 国名
- ルワンダ
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 水資源・防災
- 協力期間
- 2015年4月〜2019年12月
プロジェクト紹介
ルワンダ政府は、2020年までに全国民に安全な水を提供することを目標に掲げ、給水率の向上を推進してきましたが、実際に稼働している給水施設は6割弱であることから、実際の安全な水へのアクセス率は統計値より低いと推定されています。多くの給水事業体の技術能力は低く、給水施設の稼働率の低さは、運営維持管理体制の脆弱さに起因しています。この協力では、地方給水施設の運営維持管理のための効果的で持続可能な実施体制・枠組みや国家ガイドライン・マニュアルの整備などを支援しました。これにより、特に給水率の低い東部県全郡における地方給水施設の稼働状況の改善へ寄与しました。
【上位目標】
ルワンダの地方給水の運営維持管理体制が定着するとともに、東部県全郡における地方給水施設の稼働状況が改善される。
【プロジェクト目標】
ルワンダの地方給水の持続可能な運営維持管理体制が構築される。
【結果】
1)地方給水施設の運営維持管理のための効果的で持続可能な実施体制・枠組みが提案される。
2)地方給水施設の運営維持管理に必要な国家ガイドライン・マニュアル等が整備される。
3)WASAC RWS 職員の郡のサポートに必要な地方給水施設運営維持管理に関する能力が強化される。
4)東部県のモデル4 郡において、提案された運営維持管理体制の有効性が実証される。
協力地域地図
地方給水施設運営維持管理強化プロジェクトの協力地域の地図
事業評価
協力現場の写真
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当事業の実施機関である水衛生公社(WASAC:Water and Sanitation Corporation)中央検査所(Central Laboratory)の分析室の様子
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当事業の対象地域である東部県に建設されたハンドポンプ付深井戸施設
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WASAC中央検査所はルワンダ全国に点在する給水施設の水サンプル採取に必要不可欠な専用の運搬車両
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管路給水施設(東部県)でよくみられる共同水栓
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東部県の農村部は電化率が低く、ポンプの動力源の多くは大型の発電機が使用されている
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管路給水施設(東部県)に設置された送水ポンプ(立形多段渦巻きポンプ)
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井戸の問題により不稼働中の水源。ポンプが撤去されて配管だけになっている
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管路給水施設(東部県)に設置された送水ポンプ(横型多段渦巻きポンプ)
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管路給水施設の水源(井戸)に鉄分が多く含まれているため設置された除鉄装置
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JICA、プロジェクト団員およびプロジェクトのルワンダ側運営委員による第一回ステアリングコミティーの様子(当日の様子はルワンダテレビや新聞といったメディアを通して、広く放送された)
- 当事業の実施機関である水衛生公社(WASAC:Water and Sanitation Corporation)中央検査所(Central Laboratory)の分析室の様子
- 当事業の対象地域である東部県に建設されたハンドポンプ付深井戸施設
- WASAC中央検査所はルワンダ全国に点在する給水施設の水サンプル採取に必要不可欠な専用の運搬車両
- 管路給水施設(東部県)でよくみられる共同水栓
- 東部県の農村部は電化率が低く、ポンプの動力源の多くは大型の発電機が使用されている
- 管路給水施設(東部県)に設置された送水ポンプ(立形多段渦巻きポンプ)
- 井戸の問題により不稼働中の水源。ポンプが撤去されて配管だけになっている
- 管路給水施設(東部県)に設置された送水ポンプ(横型多段渦巻きポンプ)
- 管路給水施設の水源(井戸)に鉄分が多く含まれているため設置された除鉄装置
- JICA、プロジェクト団員およびプロジェクトのルワンダ側運営委員による第一回ステアリングコミティーの様子(当日の様子はルワンダテレビや新聞といったメディアを通して、広く放送された)
関連情報
関連・連携プロジェクト
関連・連携プロジェクトはありません。
本プロジェクトの他の期・フェーズ
本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。