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一般社団法人日本アイスクリーム協会

懐かしの昭和アイス 昭和30年代

いろんな思い出がよみがえってきます。
写真とコラムによる、懐かしの昭和アイス。

昭和30年代から60年代にかけて登場した、昭和アイスを集めました。
コラムは、日本アイスクリーム協会が1998年にPRの一環として募集した「アイスクリームの話」の応募作品の一部です。

昭和30年代
(1955〜1964年)

アイスクリーム(カップ)
オハヨー乳業株式会社
アイスクリーム(カップ)
オハヨー乳業株式会社
カップアイス(黄)
雪印乳業株式会社
カップアイス(黄)
雪印乳業株式会社
カップアイスは乳脂肪分の割合を変えた3商品を作ることで、それぞれミルクの味わいの違いを楽しめるようにしました。黄のパッケージは乳脂肪分が4%です。
カップアイス(青)
雪印乳業株式会社
カップアイス(青)
雪印乳業株式会社
カップアイスは乳脂肪分の割合を変えた3商品を作ることで、それぞれミルクの味わいの違いを楽しめるようにしました。青のパッケージは乳脂肪分が12%です。
カップアイス(赤)
雪印乳業株式会社
カップアイス(赤)
雪印乳業株式会社
カップアイスは乳脂肪分の割合を変えた3商品を作ることで、それぞれミルクの味わいの違いを楽しめるようにしました。赤のパッケージは乳脂肪分が8%です。
デリカ デラックス
森永製菓株式会社
デリカ デラックス
森永製菓株式会社
バニラアイス(アイスクリームスペシャル)
フタバ食品株式会社
バニラアイス(アイスクリームスペシャル)
フタバ食品株式会社
高級品であったアイスクリームを「なんとかこのおいしさを大衆に広めたい」という気持ちから、高級志向ではなく、手ごろな値段で広く楽しんでもらえる商品として展開しました。
赤城しぐれ
赤城乳業株式会社
赤城しぐれ
赤城乳業株式会社
ネーミングに社名を入れた定番商品。当時、かき氷は大衆食堂などで庶民に愛されていたもので、カップに入れて販売するというアイデアは非常に画期的でした。
オレンジシャーベット
森永乳業株式会社
オレンジシャーベット
森永乳業株式会社
アイスクリーム(バー)
オハヨー乳業株式会社
アイスクリーム(バー)
オハヨー乳業株式会社
アイススティック
雪印乳業株式会社
アイススティック
雪印乳業株式会社
王将
オハヨー乳業株式会社
王将
オハヨー乳業株式会社
将棋の駒の形をした五角形のバニラアイスにチョコレートコーティングを施した「王将」は、10円という低価格と印象強い外見で伝説的な大ヒットとなり、発売直後から品薄になるほどの人気でした。
名糖アイスクリームバー
(ホームランバー)
協同乳業株式会社
名糖アイスクリームバー
(ホームランバー)
協同乳業株式会社
日本でアイスクリームに最初に当たり付きキャンペーンを取り入れたのは「ホームランバー」と言われています。スティックに「満塁ホームラン」「ホームラン」「ヒット」などの焼き印を入れて、当たりが出るとプレゼントがありました。
グリココーン
江崎グリコ株式会社
グリココーン
江崎グリコ株式会社
グリコ初のジェットコーンタイプ(包装がジェット機のシルエットに似ていたためそう呼ばれていました)のアイスクリームです。
ドラムスティック
森永乳業株式会社
ドラムスティック
森永乳業株式会社
「ドラムスティック」はコーンにアイスをボールトップ状に充填し、チョコがけ、ナッツがけをした特徴的な製品。昭和40年代まで続くロングランヒットとなりました。
アイスクリーム
森永乳業株式会社
アイスクリーム
森永乳業株式会社
デコレーションアイス
雪印乳業株式会社
デコレーションアイス
雪印乳業株式会社
ナッツロール
森永乳業株式会社
ナッツロール
森永乳業株式会社
ブリックアイス・
チョコパイ
雪印乳業株式会社
ブリックアイス・
チョコパイ
雪印乳業株式会社
ロビーバニラ
ビスケットサンド
森永製菓株式会社
ロビーバニラ
ビスケットサンド
森永製菓株式会社

小さな頃のアイスクリームの思い出
富士見市 K.Nさん

それは、私が4〜5歳の頃の冬でした。

家は新潟の山間部にあり、一番近所のお店が歩いて10分以上の所にありましたが、そのお店にも冬にはアイスクリームは置いてありませんでした。でも、私はその日、アイスが食べたかった。

「アイスが食べた〜い!」と泣きわめいていました。母は「そんなこと言っても売っていないんだから仕方ないでしょ!」と怒り出す始末。

その母が私に差し出したのは、兄か姉が買っていた学研の「科学」。「雪と塩と卵と牛乳と砂糖でつくるアイスの作り方」が載っていました。

怒っていた母も私にねだられ、しぶしぶ作ってくれました。シャリシャリというシャーベットのようなアイスでしたが、甘くて美味しかった。

お母さんの味がしました。

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