メリットたくさん!マイナ免許証をご存じですか?
マイナンバーカードと運転免許証を一体化すると、免許証更新時の講習がオンラインで可能になるなどメリットがたくさん!マイナ免許証なら、様々な手続きが便利でおトクになります。
マイナンバーカードと運転免許証を一体化したもの
マイナンバーカードを運転免許証として利用できます
マイナ免許証とは、マイナンバーカードに運転免許証の情報を記録したものです。「普通」「大型」「二輪」などの種類や「優良」などの色区分といった情報が記録され、マイナンバーカードを運転免許証として利用することができます。
お持ちのマイナンバーカードのICチップに記録するので、カードを新しく発行する必要はありません。
マイナ免許証は、令和7年(2025年)3月24日から全国で運用が開始され、免許証更新時などに選択する人が増えており、保有者は178万人(令和7年(2025年)10月末時点)を超えています。
運転免許証の持ち方が3つに
マイナ免許証の運用開始に伴い、運転免許証の持ち方が以下の3つの中から選べるようになりました。
マイナンバーカードと運転免許証を一体化し、現在持っている運転免許証は返納します。
マイナンバーカードと運転免許証を一体化したうえで、現在持っている運転免許証も引き続き保有します。
従来どおり、運転免許証のみを保有します。
※(注記)運転の際は、マイナ免許証又は運転免許証のどちらかの携帯が必要です。
住所変更などが簡単になり、オンライン講習も利用可能に
マイナ免許証を持ち歩くことでいくつものメリットがあります!
住所変更などがラクになる(対象:持ち方が「マイナ免許証のみ」のかた)
事前に、運転免許センターなどでマイナンバーカードの署名用電子証明書を提出し、住所変更ワンストップサービス等の利用開始手続きをしておくことで、氏名や住所の変更は、市区町村に届け出るだけで完了。運転免許センターなどでの変更手続きが不要になります。
なにかと手続きが多い引っ越し後や入籍時などに、ワンストップで手続きができて便利です。
オンライン受講が可能に(対象:マイナ免許証をお持ちの優良運転者・一般運転者のかた)
これまで運転免許センターなどにおいて対面で受講していた更新時講習を、オンラインで受講することができます。しかも、対面受講と比べて手数料がおトクに!
オンライン受講は、事前に運転免許センターなどでマイナンバーカードの署名用電子証明書を提出した上でマイナポータルと連携する必要があります。運転免許センターなどでの視力検査などは必要となりますが、仕事や家庭の事情といった理由で忙しいかた、更新にかかる時間を短縮したいかたには、スマートフォンやパソコンで24時間いつでも好きなときに受講できるオンライン講習が便利です。
住所地以外での更新がスムーズに(対象:マイナ免許証をお持ちの優良運転者・一般運転者のかた)
お住まいの都道府県以外で運転免許証を更新するときの手続きが迅速化されます。持ち方が「マイナ免許証のみ」のかたであれば、その日のうちに手続きが完了。さらに、申請期間が誕生日の1か月前から誕生日までの1か月間のところ、対象のかたは、誕生日の1か月後までの2か月間に延長されるので、これまでより余裕を持って手続きすることができます。
更新期間中に帰省を予定しているかたは、マイナ免許証が便利です。
更新手数料が安くなる
運転免許証の持ち方によって、免許証更新にかかる手数料が異なります。また、マイナ免許証をお持ちのかたはオンライン講習を選べるので、更新にかかる手数料をさらに抑えることができます。
例えば優良運転者の場合、「マイナ免許証のみ」のかたが、オンライン講習を選ぶと講習手数料と更新手数料の合計は2,300円に。「運転免許証のみ」のかたは会場での受講となり、手数料の合計は3,350円になります。「マイナ免許証のみ」のかたのほうが、1,050円おトクに!
いつでも最寄りの運転免許センターなどで手続きができます
運転免許センターなどでいつでも可能
マイナンバーカードと運転免許証の一体化の手続きは、住所地の運転免許センターや一部の警察署などで行えます。運転免許証の更新時に限らず、いつでも手続き可能です。
手続きには、運転免許証とマイナンバーカードをお持ちください。手数料は、「マイナ免許証のみ」か「2枚持ち」かによって異なります。
手続き後、マイナンバーカードに免許情報を記録してもらうことでマイナ免許証として利用できます。この機会に取得してみませんか?
※(注記)運転免許証を更新するときに一体化を行うかたは、運転免許関係手続きを行っている場所、開庁時間、予約方法などを事前に各都道府県警察のホームページでご確認いただくか、各都道府県警察にお問い合わせください。