2025年8月18日
学校における働き方改革
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学校の先生の時間外労働は月平均47時間にも及び、その厳しい労働環境は深刻な社会課題となっています。こうした現状は、教師を目指す人材が集まらないばかりか教育の質の低下にもつながりかねないため、改善が急務です。
そこで番組では「学校における働き方改革」をご紹介。2029年度までに教師の勤務時間外在校時間を月平均30時間程度に削減することを目指し、教師の増員、支援スタッフの増員、学級規模の縮小など、様々な取組が進められています。さらに処遇改善も図られており、教職1年目の給与が年間およそ50万円増額されるほか、教職員間の調整役となる「主務教諭」という新しい役職が設けられ、若手の教師の負担軽減や心の支えになることが期待されます。