いざというときに備え,
日ごろから
訓練しておきましょう!
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訓練参加を希望する個人・家族,学校・企業などの団体,地域の自主防災組織など,誰でも参加できます。
1〜3分間程度で実施できる訓練です。気軽に参加しましょう。
●くろまる下の登録フォームから事前登録をお願いします。
◆だいやまーく参加票ダウンロード
参加票 (Wordファイル)(62KB)
ダウンロードして,必要事項を記載のうえ,メール,ファックス,郵送のいずれかの方法により,次の申込受付先にご提出ください。
本受付業務は、広島県が(株)広島朝日広告社に委託をしています。
□しろいしかく郵送の場合
〒730-0013広島市中区八丁堀11-28
広島朝日広告社内 県民総ぐるみ運動受付事務局
□しろいしかくファックスの場合 (082)221-1718
□しろいしかくメールの場合 sogurumi@info-hiroshima.co.jp
警戒レベル3で高齢者など避難に時間を要する人は避難,警戒レベル4では,全員避難です。
避難所にこだわらず,安全な場所にある親戚や知人宅など,複数の避難先を確保しましょう。
災害時には、感染症の拡大のリスクが高まります。
特に避難所では、衛生状態を保つことが大切です。
各自でできる感染予防を、あらかじめ行っておきましょう。
その他に避難する際に持っていくものは,こちら
○しろまる構成
・証言から考える「うまく避難できなかった理由」
・いつ逃げる?「避難開始を決断するための情報と行動」
・証言から見えてきた「こうやってうまく避難した」
・うまく避難するための「日頃の備え」
※(注記)避難情報の名称など内容は作成当時のものです。
平成26年8月20日の豪雨の中,近所で声を掛けあい避難した広島市の方の行動事例です。
(略)夜中,2時か3時頃,地響き(地震)のような揺れがあり,雷のせいかな?と思っていたのだが,後から聞くと,土砂崩れの時は地響きがあると聞き,あれがそうだったのか?と後から思いました。
夜中3時30分ごろ,隣の家の方が「避難した方がいい。」と電話をくれ,急いで荷物をまとめましたが,停電と焦りでなかなか思うようにいかない。
外に出ると,玄関ぎりぎりまで泥水が来ており,長靴で近くの人の家に避難させてもらった。子供もいたので大人の膝くらいまでの水と,道もドロドロで衣たちには歩きづらかっただろうと思う。(以下略)
「平成26年8月20日広島豪雨災害 体験談集」より抜粋
(個人の固有名称を除き,原則原文のままとしています。)
平成26年8月20日の豪雨の中,災害に関する知識や準備,日頃からの地域の つながりを活かし,適切な避難行動ができた広島市の方の行動事例です。
(略)午前3時過ぎ,家内に「家の裏側の窓を開けて見ろ。」と言いました。
家内は「土のへんな臭いがする。」と言ったので,すぐに避難しようと思い,午前3時20分ごろ,私は電池とラジオを持って玄関に出ると隣のAさんが「裏山が崩れてきているので避難しよう。」と二人で来られ,近くの可部南集会所へ向かいましたが,前の市道は水深が約30cmとなって流れており気を付けて避難しました。
家内も遅れて避難しようとしましたが,市道の推進はすでに50cm位になっていたので,可部南集会所への避難を取りやめて,西隣のBさんの家に避難していました。
(略)
危険な場合は,近くの安全な場所へ避難したほうが得策だと思いました。
「平成26年8月20日広島豪雨災害 体験談集」より抜粋
(個人の固有名称を除き,原則原文のままとしています。)
平成17年9月の台風第14号で被災した宮崎県の女性は,ご近所へ声をかけ,避難を促しました。
あの日は、両親と私の3人でいたんですけれど、台風がどんどんひどくなっているということで、父はとりあえず畳だけ上げて、職場のようすを見に1人で出かけて行ったんです。母親も一応貴重品だけは整えていたんですけれど、ちょっと疲れているようだったので、「私がいるから寝ていていいよ」と言って、先に休んでもらいました。
私は、居間でテレビを見ていました。外で消防車か何かが、何か言ってまわっていることは聞こえていたんですけれど、今イチ何を言っているのかよく分からなくてね。
そうこうしているうち、夜中に「避難指示」が出ていることが分かって、母と一緒にちょっと高台にある、おばさんの家に行くことに決めました。
で、私は、避難する前にご近所の方々に知らせなければと思い、何回もドンドンと玄関の戸をたたいて、何軒か起こしてまわりました。みんなあんまり真剣にテレビを見ていなかったらしく、ほとんどのお宅がもう寝ていたようでした。電話をかけて知らせたお宅もありましたが、「え、逃げるんですか?」っていう反応でした。
結局、床上まで水に浸かってしまったので、お知らせして良かったなと思いました。
(宮崎市 20代 女性)
平成21年7月の中国・九州北部豪雨において,山口県の方が,日頃から家族で話し合っていた避難場所に逃げ,土石流から助かった行動事例です。
あるお宅の話なのですが、ご夫婦でお住まいで、お昼ごろお膳にご飯とおかずを並べて、「さあ、ご飯食べよう」って言っていたら、山の方で音がしたんですね、ゴーンゴゴーって。「あれ?何でなんだろう?」と思って見たら、まさに山が崩れてきていて、土石流がダーッと押し寄せてきていたのです。
で、「こりゃいけん」と思って、ご主人はステテコとランニング一枚だったんですけど、パッとシャツをつかんで、奥さんと一緒に道の無い裏山に逃げ込んだんですよ。「何でそっちに逃げたんですか」って聞いたら、「家を建てた時に、何かあったらどこに逃げるか?ひとつは裏山もあるな」とご夫婦で話し合っていたとのこと。
道ばたに車を置いていましたが、そこは土石流の流れる方向にありました。もし道の方に逃げていたら、絶対命はなかったと思いますよ。
今自分がどんなところに住んでいて、どういう危険性があるのか、過去に地域でどんなことがあったのかなどをそれぞれが学んでおけば、そのために何を備えるか、どこに逃げるのかを具体的に考えていくことができますよね。大切なのは、具体的に考えるということと自分の身は自分で守るという姿勢だと思います。
(宇部市 40代 男性 行政職員)
内閣府「一日前プロジェクト」より引用
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