食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06400740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、クレアチンと認知機能における改善:健康強調表示の評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2024年11月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は11月19日、クレアチン(creatine)と認知機能における改善:欧州議会及び理事会規則(EC) No 1924/2006第13条5に準拠した健康強調表示の評価に関する科学的意見書(2024年10月30日採択、31ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2024.9100)を公表した。概要は以下のとおり。
オーストリアの管理当局を通してAlzchem Trostberg社から提出された、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1924/2006第13条5に準拠した健康強調表示の認可申請を受けて、EFSAの栄養、新食品及び食物アレルゲンに関するパネル(NDAパネル)は、クレアチンと認知機能における改善に関連する健康強調表示の科学的実証に関する意見を提出するよう要請された。
NDAパネルは、食品成分のクレアチンの特性評価は十分であると考える。認知機能の1つ以上の領域における改善は、有益な生理学的効果である。
申請者は、文献検索を通して、クレアチン補給と認知機能の測定に関する21件のヒト介入研究を特定した。文献検索が実施された以降に公表された2件の追加の研究は、メタアナリシスの参考文献リストを通して特定された。
エビデンスの重み付けにおいて、NDAパネルは、20 g/日を5〜7日間投与した2件の研究において観察された作業記憶へのクレアチンの急性効果が、それより低い投与量(2.2〜14 g/日)、及び継続摂取(20 g/日を5日間負荷投与後、5 g/日摂取を6週間継続)においては観察されないことを考慮した。さらに、20 g/日を7日間投与した場合の反応抑制に対する効果は、健常者を対象にした10件の介入研究の中での孤立した知見であり、他の認知領域に対する効果は観察されなかった。NDAパネルはまた、以下の2点も考慮した。(1) 認知障害を持つヒト(diseased individual)を対象にした3件の介入研究は、認知に及ぼすクレアチン補給の効果を支持しない。(2) クレアチンが強調された効果を及ぼす可能性がある機構に関する利用可能なエビデンスは薄弱である。
NDAパネルは、クレアチンの補給と認知機能の1つ以上の領域における改善との間の因果関係は立証されなかったと結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
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