食品安全関係情報詳細
資料管理ID
syu06400470477
タイトル
カナダ公衆衛生庁(PHAC)、鳥インフルエンザの最新情報とカナダ国民へのリスクに関する声明を公表
資料日付
2024年11月13日
分類1
-
分類2
-
概要(記事)
カナダ公衆衛生庁(PHAC)は11月13日、鳥インフルエンザの最新情報とカナダ国民へのリスクに関する声明を公表した。概要は以下のとおり。
PHACは本日(11月13日)、カナダでインフルエンザA(H5N1)ウイルスによる鳥インフルエンザのヒト感染例を確認した。これは、カナダ国内で発生した最初のH5N1鳥インフルエンザのヒト感染例である。
11月9日土曜日、ブリティッシュコロンビア州の州保健担当官は、同州の10代の人物が入院し、H5鳥インフルエンザの検査で推定陽性と判定されたと報告した。本日、ウィニペグにあるカナダ公衆衛生庁国立微生物学研究所(NML)は、この人物が鳥インフルエンザH5N1に感染していることを確認し、ゲノムシークエンス解析の結果、このウイルスはブリティッシュコロンビア州の家きんで継続している集団感染で検出された鳥インフルエンザH5N1ウイルス(インフルエンザA(H5N1)、クレード2.3.4.4b、遺伝子型D1.1)と近縁であることが判明した。
ブリティッシュコロンビア州当局は、引き続き徹底的な公衆衛生調査を実施し、感染を予防し、潜在的なウイルスの拡散を阻止するために、接触者の追跡、検査、接触者への抗ウイルス薬の提供などの重要な措置を講じてきた。現時点では、さらなる症例は特定されていない。調査では、この人物がどのようにして鳥インフルエンザに感染したのかはまだ判明していない。
PHACは、カナダ食品検査庁、州・準州及び地方の公衆衛生及び動物衛生当局、業界の関係者、国際的パートナー機関と密接に連携してこの対応に取り組んでいる。
鳥インフルエンザA(H5N1)へのヒトの感染は稀であり、通常は感染した鳥類、他の感染動物、又は高度に汚染された環境との密接な接触後に発生する。これらの調査は困難となる場合があり、常に感染源を特定できるとは限らない。米国では乳牛で鳥インフルエンザA(H5N1)の集団感染が継続しているが、カナダでは乳牛の鳥インフルエンザ症例は報告されておらず、カナダの乳検体に鳥インフルエンザが存在するエビデンスはない。加熱殺菌処理された(pasteurized)牛乳及び乳製品は安全に摂取できる。さらに、米国の乳牛のH5N1鳥インフルエンザの遺伝子型は、ブリティッシュコロンビア州の当該国内罹患ヒト症例で確認された遺伝子型と同じではない。
現在のエビデンスに基づくと、現時点で一般住民が鳥インフルエンザに感染するリスクは依然として低い。鳥インフルエンザに感染した動物に無防備な状態でばく露された人は、感染リスクが高くなる。
PHAC、カナダ食品検査庁、及びそのパートナー機関は、国内及び世界的な鳥インフルエンザの状況を積極的に監視し、協力している。新たなエビデンスに基づいて、カナダにおける鳥インフルエンザがもたらすリスクを引き続き評価していく。
PHACによる鳥インフルエンザA(H5N1)に関する詳しい情報は以下のURLより入手可能。
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/avian-influenza-h5n1.html
PHACは本日(11月13日)、カナダでインフルエンザA(H5N1)ウイルスによる鳥インフルエンザのヒト感染例を確認した。これは、カナダ国内で発生した最初のH5N1鳥インフルエンザのヒト感染例である。
11月9日土曜日、ブリティッシュコロンビア州の州保健担当官は、同州の10代の人物が入院し、H5鳥インフルエンザの検査で推定陽性と判定されたと報告した。本日、ウィニペグにあるカナダ公衆衛生庁国立微生物学研究所(NML)は、この人物が鳥インフルエンザH5N1に感染していることを確認し、ゲノムシークエンス解析の結果、このウイルスはブリティッシュコロンビア州の家きんで継続している集団感染で検出された鳥インフルエンザH5N1ウイルス(インフルエンザA(H5N1)、クレード2.3.4.4b、遺伝子型D1.1)と近縁であることが判明した。
ブリティッシュコロンビア州当局は、引き続き徹底的な公衆衛生調査を実施し、感染を予防し、潜在的なウイルスの拡散を阻止するために、接触者の追跡、検査、接触者への抗ウイルス薬の提供などの重要な措置を講じてきた。現時点では、さらなる症例は特定されていない。調査では、この人物がどのようにして鳥インフルエンザに感染したのかはまだ判明していない。
PHACは、カナダ食品検査庁、州・準州及び地方の公衆衛生及び動物衛生当局、業界の関係者、国際的パートナー機関と密接に連携してこの対応に取り組んでいる。
鳥インフルエンザA(H5N1)へのヒトの感染は稀であり、通常は感染した鳥類、他の感染動物、又は高度に汚染された環境との密接な接触後に発生する。これらの調査は困難となる場合があり、常に感染源を特定できるとは限らない。米国では乳牛で鳥インフルエンザA(H5N1)の集団感染が継続しているが、カナダでは乳牛の鳥インフルエンザ症例は報告されておらず、カナダの乳検体に鳥インフルエンザが存在するエビデンスはない。加熱殺菌処理された(pasteurized)牛乳及び乳製品は安全に摂取できる。さらに、米国の乳牛のH5N1鳥インフルエンザの遺伝子型は、ブリティッシュコロンビア州の当該国内罹患ヒト症例で確認された遺伝子型と同じではない。
現在のエビデンスに基づくと、現時点で一般住民が鳥インフルエンザに感染するリスクは依然として低い。鳥インフルエンザに感染した動物に無防備な状態でばく露された人は、感染リスクが高くなる。
PHAC、カナダ食品検査庁、及びそのパートナー機関は、国内及び世界的な鳥インフルエンザの状況を積極的に監視し、協力している。新たなエビデンスに基づいて、カナダにおける鳥インフルエンザがもたらすリスクを引き続き評価していく。
PHACによる鳥インフルエンザA(H5N1)に関する詳しい情報は以下のURLより入手可能。
https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/avian-influenza-h5n1.html
地域
北米
国・地方
カナダ
情報源(公的機関)
カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道)
カナダ公衆衛生庁(PHAC)
(※(注記)注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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