食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06400220149

タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ラディッシュ(根及び小さな葉)中のプロパモカルブに対する既存の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表

資料日付 2024年11月15日

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概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は11月15日、ラディッシュ(根及び小さな葉)中のプロパモカルブ(propamocarb)に対する既存の最大残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2024年10月28日承認、25ページ、DOI: 10.2903/j.efsa.2024.9092)を公表した。概要は以下のとおり。
欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条に準拠して、ベルギー連邦健康、フードチェーンの安全性及び環境局(the Federal Public Service(FPS) Health、Food chain safety and Environment)はベルギー(評価担当加盟国(EMS))の管理当局に対して、ラディッシュの根及び小さな葉(ルッコラ(Roman rocket/rucola)のサブグループに分類するよう提案された)に存在する残留物に関して、ラディッシュ中の有効成分プロパモカルブに対する既存のMRLを改正するよう申請書を提出した。
申請を裏付ける提出データは、ラディッシュ及びラディッシュの小さな葉に関するMRL案を導出するために十分であった。バリデーションがとれた0.01 mg/kgの定量限界(LOQ)で検討対象の作物中の残留プロパモカルブを管理するために、適切な分析法が利用可能である。
リスク評価の結果に基づき、EFSAは、報告された農業生産工程管理に従ったプロパモカルブの用途から生じる残留物の短期的及び長期的摂取が、消費者の健康にリスクを及ぼすとは考えにくいと結論した。慢性消費者リスク評価は、MRLレビューにおいて特定されたデータギャップに関連する不確実性に影響されるため、指標として見なすものとする。
EFSAによるMRL改正案は以下のとおり。
品名 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg
ラディッシュの小さな葉 30 600 更なるリスク管理の検討を要する
ラディッシュ 3 8

地域 欧州

国・地方 EU

情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)

情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)

URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/9092