コンテンツ ぜん息・COPDと上手に付き合う
からだに寄り添う かんたんレシピ
大気汚染によるぜん息やCOPDの方にとっては、病気と上手につきあうために、毎日の食事を見直したり、メニューを考えることはとても重要です。
今回はお出掛け先や通勤・通学時のお弁当にも使える料理3品をご紹介します。食物アレルギーの3大アレルゲン(卵・牛乳・小麦)を使わなくても、おいしくつくることができます。
たんぱく質もしっかり!
やせ型COPD患者さん向け
かぼちゃのきんぴら
※(注記)食物アレルギー対応ではありません
COPDになると食欲が減って、栄養不足になりやすいもの。毎日の食事を見直して、しっかりと栄養をとることが大切です。
やせ型COPD患者さん向け かぼちゃのきんぴら
【大人1人分あたり】
エネルギー:127kcal/たんぱく質:6.9g/脂質:5.95g/塩分:1.0g
お弁当の定番メニューをかんたんに、おいしく!
かんたんでおいしく、たんぱく質もしっかり摂れるメニューです。やせ型の方は適正体重を維持するためにも少量で効率よくエネルギーアップのできる脂質を摂ることを意識しましょう。
そのほかCOPD患者さんの体型別のレシピはこちらから!
(別ウィンドウで開きます)
材料(2人分)
- かぼちゃ・・・100g
- 枝豆(冷凍、豆のみ)・・・40g
- ごま油・・・小さじ2(8g)
- みりん・・・小さじ1(6g)
- しょうゆ・・・小さじ1(6g)
- じゃこ・・・15g
つくり方
- 【下ごしらえ】 かぼちゃは細切りにする。※(注記)固くて切りにくい場合は事前にレンジ加熱する。
- フライパンでじゃこを空炒りし、取り出す。
- フライパンにごま油を入れて熱し、かぼちゃを炒める。
- 枝豆を加えて炒め、みりん、しょうゆを加えて絡める。
- 【2】のじゃこも加えて軽く混ぜ合わせる。
じゃこを炒める様子
しっかり空炒りすると風味がでます
3大アレルゲン不使用
油揚げまたはコーンフレークの衣でつくるコロッケ
【大人1人分あたり(衣/油揚げ)】
エネルギー:431kcal/たんぱく質:15.1g/炭水化物:22.2g/脂質:30.4g/塩分:1.5g/鉄分:2.2mg/カルシウム:98mg
【大人1人分あたり(衣/コーンフレーク)】
エネルギー:437kcal/たんぱく質:11.9g/炭水化物:48g/脂質:20.9g/塩分:1.9g/鉄分:1.3mg/カルシウム:8mg
「香ばしい!」と「さくさく!」2種類のコロッケ
タネに味付けしてあるので、ソースなしでも食べられます。冷めてもおいしいのでお弁当に最適!
食物アレルギーの子どものためのレシピ集はこちらから!
(別ウィンドウで開きます)
材料(大人2人分+子ども1人分)
- じゃがいも・・・300g
- 豚ひき肉・・・100g
- 油・・・小さじ1
- しょうゆ・・・小さじ1
- 塩・・・小さじ1/2
- こしょう・・・少々
- 油・・・適量
コーンフレークの衣
- コーンフレーク※(注記)・・・50g
- 【材料 A】製菓用米粉・・・大さじ3〜4
- 【材料 A】水・・・米粉と同量
※(注記) 原因食物を含んでいないものを選んでください。
卵が使える場合
コーンフレークの衣は、水溶き米粉を溶き卵に替えると、衣がつきやすい。
つくり方
- じゃがいもはゆでて皮をむき、熱いうちにつぶしておく。
油揚げの場合:油揚げを湯通しして油を落とし、袋状になるようにキッチンばさみで2つに切る。
コーンフレークの場合:コーンフレークをポリ袋に入れて、麺棒などでたたき細かく砕いておく。
- 豚ひき肉は、油をひいたフライパンで炒め、しょうゆで味付けをして粗熱をとっておく。
-
ボウルに【1】のじゃがいも、【2】の豚ひき肉、塩、こしょうを入れて混ぜ合わせ、タネをつくる。
油揚げ
裏返して袋状にした油揚げにタネを詰め、口が開かないようにつまようじでとめる。
油揚げのタネづくり
コーンフレーク
タネをコロッケの形に整える。【材料 A】を合わせ水溶き米粉をつくり、両手でタネを包むように付け、コーンフレークの衣をタネに押し付けるようにして付ける。
コーンフレークのタネづくり
- フライパンに3〜4cm程度油を入れ、両面を揚げ焼きにする。こんがりと色がついたら皿に盛る。
油揚げの場合:盛りつけの際、つまようじを外す。
3大アレルゲン不使用
まるでケーキみたいなお寿司
カップデコレーション寿司
まるでケーキみたいなお寿司 カップデコレーション寿司
【カップ1個分】
エネルギー:515kcal/たんぱく質:23.9g/炭水化物:80.3g/脂質:7.1g/塩分:3.0g/鉄分:2.2mg/カルシウム:70mg
パーティーをおしゃれに彩るかんたんメニュー
透明な器から見える層が楽しいお寿司。好きな順番に重ねても楽しめます。お花見やピクニックなどのお弁当にもおすすめです。
食物アレルギーの子どものためのレシピ集はこちらから!
(別ウィンドウで開きます)
材料(300ml程度のコップ3個分)
- ご飯・・・400g
- 青のり・・・大さじ1
- 鶏ひき肉・・・100g
- 高野豆腐・・・1枚
- 鮭・・・1切れ(70g)
- しょうゆ・・・小さじ1
- レタス・・・2枚
- ミニトマト・・・3個
- きぬさや・・・3枚
- ホールコーン・・・大さじ2
材料 A
- 酢・・・大さじ3
- 砂糖・・・小さじ2
- 塩・・・ひとつまみ
材料 C
- 砂糖・・・大さじ1と1/2
- 酒、みりん・・・各大さじ1
- しょうゆ・・・大さじ1
- だし汁・・・150ml
つくり方
- 酢飯:耐熱容器に【A】を入れ、電子レンジでひと煮立ちさせ、酸味を軽く飛ばす。温かいご飯に混ぜ合わせ冷ます。半分の量の酢飯に青のりを混ぜる。
- 鶏そぼろ:小鍋に鶏ひき肉、【B】を入れ、ひき肉をよくほぐす。火にかけ、炒める。
- 高野豆腐そぼろ:高野豆腐は熱湯で戻し、水分をよくきってから、みじん切りにする。鍋に【C】を入れ、高野豆腐を加えて火にかけ煮含める。
- 鮭そぼろ:鮭はしょうゆを振って両面を焼き、ほぐしておく。
- ミニトマトはへたをとって4等分に切る。きぬさやは塩水でゆでて、斜め半分に切る。ホールコーンは、水気をよくきっておく。レタスは洗って一口大にちぎり、キッチンペーパーで水気をよくふきとる。
- 大きめのグラスに、下から、青のりの酢飯、鮭そぼろ、酢飯、レタス、鶏そぼろ、高野豆腐そぼろの順に重ねていく。高野豆腐のそぼろは汁気を軽くきる。最後にミニトマト、ホールコーン、きぬさやをトッピングする。
鶏そぼろを炒める様子
鶏そぼろは水分がしっかりなくなるまで炒めましょう
食物アレルギーの子どものためのレシピ集はこちらから!
(別ウィンドウで開きます)