写真:集合写真
全国ユース環境ネットワーク事務局は、持続可能な社会の実現において重要な役割を担うユース世代の環境活動を促進するための事業の一環として、全国各地で研修やセミナーを開催しています。
今回のイベント「全国大学生環境活動団体SDGsミーティング」では、国内の3つの環境活動に取り組む大学生を対象に、持続可能な社会について改めて考える機会を提供し、参加者の団体や参加者自身の今後の環境活動や、日常生活におけるSDGsとの関わり方を再確認しました。また、大学生の環境活動団体の在り方についても議論がなされ、交流を深めました。
日時 | 令和4年11月19日(土) |
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場所 | オンライン開催 |
主催 | 独立行政法人環境再生保全機構 全国ユース環境ネットワーク事務局 |
共催 | 全国大学生環境活動コンテスト実行委員会 エココン事務局 |
参加団体 |
・東京農業大学オホーツクキャンパス:キタサンショウウオ研究会 ・近畿大学:学生団体FeeLink ・エコFIT(福岡工業大学) |
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ミニセミナーでは、全国ユース環境ネットワーク事務局より事例紹介を行いました。1992年の地球サミットからどのような流れでSDGsの考えが生まれ、これからどのように環境問題やSDGsについて考えていくべきか、持続可能な社会に向けた行動において重要な「Think globally, Act locally」の考え方などを学びました。
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交流ミーティングでは2つのグループに分かれ、前半のミニセミナーを受けた感想や、関心のある最近の環境問題、どのような想いで現在環境活動に取り組んでいるのか、今後取り組みたい環境活動などをテーマに、参加者自身や団体のこれまでの活動等を振り返りながら意見交換をしました。
各グループから「SDGsという言葉は近年たくさん耳にするが、開発と環境保護が乱立している。『環境アセスメント』をしっかりすることで、開発による環境への影響を調査することが重要だと思った。」や「サンショウウオの話を題材に、今後の保全活動をどのように行っていくべきかをグループ内で話し合った。絶滅危惧種の周知方法については、他大学との連携や学園祭を通じた周知などを行いたいと思う。」などの意見交換をしていただきました。
まとめミーティングでは参加者全体で、交流ミーティングで話し合われたことの共有と全国の環境学生団体がどのように今後活動していくべきかの意見交換を行いました。
参加者からは、「無関心層にアプローチするのは困難だが、『環境活動に関心はあるけれど、何をしたらよいかわからない』という層にターゲットを絞り活動を実施したいと感じた。時間やパワーがある学生団体が様々な団体とつながり、お互いの足りない部分を補い合えればよいと感じた。」や「他のメンバーにも、今日の学んだことをシェアしていきたい。また、同じテーマを持つ他大学と交流する機会はあまりないので、今後はもっと積極的にこういった場を作っていきたい。」と、引き続き環境活動を進めるためのアイデアや感想の声が集まりました。
今回はオンラインでの開催となり、北海道、関西、九州で環境活動に取り組む大学生の皆さんに参加いただきました。
ご参加いただいた大学生、そしてご協力いただいた皆様、ありがとうございました!