「キリンホールディングス高校生企業研修」を開催しました
写真:集合写真
全国ユース環境ネットワーク促進事業に協賛いただいているキリンホールディングス株式会社にご協力いただき、高校生企業研修を開催しました。
今回はオンラインにて「持続可能な生物資源の利用」をテーマに愛知県立佐屋高等学校の生徒10名が参加しました。
- 日時
- 令和4年2月4日(金)
- 場所
- オンライン開催
- 主催
- 独立行政法人環境再生保全機構 全国ユース環境ネットワーク事務局
- 協賛
- キリンホールディングス株式会社
- 参加高校
- 愛知県立佐屋高等学校 科学部
【プログラム】
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開会〜全体説明
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高校生自己紹介&活動紹介
佐屋高校科学部の皆さんから、第7回全国ユース環境活動発表大会活動でも発表いただいた「自然循環を考えたスクミリンゴガイの防除」を中心に活動を紹介していただきました。佐屋高校科学部は、スクミリンゴガイを防除するだけではなく、その殻の有効活用や、自然循環を考慮して他の水田生物による捕食実験をするなど、地域の自然循環を重視した活動を実践しています。
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全国ユース環境ネットワーク事務局 SDGs研修
全国ユース環境ネットワーク事務局よりSDGs研修として、30年前の「地球サミット」におけるセヴァン・スズキさんの「リオの伝説のスピーチ」上映後、30年前と今で変わったことや、SDGsが採択されてから7年経過した現在までを振り返るとともに、残り2030年までの残り8年間のアクションについて、「私たちがこれからやることは何か」を問いかけました。
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基調講演 キリンホールディングス
キリンホールディングス株式会社の藤原啓一郎さんより、基調講演をしていただきました。キリンホールディングスは2020年2月に2050年を目標とする「キリングループ環境ビジョン2050」を公表しており、今回の講演では、ネガティブなインパクトを最小化してニュートラルにするだけではなく、社会にポジティブなインパクトを与えることを目指す中での実際の取組の事例(以下)を紹介していただきました。
・事例①スリランカ紅茶農園へのレインフォレスト・アライアンス認証取得支援
・事例②日本ワインのためのブドウ畑生態系調査
基調講演を聞いた高校生からは「企業としての環境保全活動は意外に知らないことが多いので、とても勉強になりました」「企業が考えるビジネスモデルとしての環境保全活動は学校で学ぶ私たちも取り組むべき内容が多いと思いました」など感想をいただきました。
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ワークショップ
ワークショップは佐屋高校の皆さんが3チームに分かれ、SDGsに関連した質問(以下)に対して各チームで話し合い、発表していただきました。
・事例①:地域(地元)で「会社」を作ったら、SDGsの目標達成のためにどんなアクションをしますか?
・事例②:科学部で実践している取り組みによってできた美味しいお米を、その背景もふくめて、消費者の皆さんに知ってもらうにはどうすればよいでしょうか?
・事例③:科学部の継続〜発展には、新入部員が必要。新入部員の勧誘にどんなアピールをしますか?
難しい質問で、話し合いの時間も短い中でしたが、3チームとも自分達の考えをしっかり自分達の言葉にして、発表いただきました。藤原さんからも着眼点の良さや発表のレベルの高さに驚いた、との講評がありました。
今回オンラインでの開催となりましたが、ご参加いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました!
「全国ユース環境ネットワーク」は、今後も環境活動に取り組むユース世代を応援してまいります。