石綿は、その繊維が空気中に浮遊した状態にあると危険であるといわれています。通常の使用状態では室内に繊維が飛散する可能性は低いと考えられます。また、吹付け石綿は、通常、戸建て住宅では使用されていませんが、マンション等では駐車場などに使用されている可能性があります。
該当の建物に石綿が使用されていたかご心配な方は、建物の管理者または所有者に確認されるか、お住まいの地域の自治体(建築課)へご相談ください。
もし、石綿の繊維を吸入した恐れのある場合は、定期的に健康診断を受けられることをお勧めします。自治体が実施するがん検診などもありますので、お住まいの自治体にお尋ねください。
日常生活で咳や呼吸困難、胸痛などの症状がある場合や、その他特にご心配の場合は近隣の労災病院等の専門医療機関にご相談されることをお勧めします。