えのすいトリーター日誌https://www.enosui.com/index.htmlえのすいトリーター日誌水槽にいる小さな生物「ヨコエビ」https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07337サヨリを展示している水槽に、1cmにも満たない大きさの何かが もぞもぞとたくさん動いているのが見えます。<br /> ぐーっと近づいて見てみると正体がわかりました、ヨコエビです。 2025年10月13日T19:15:00+09:00えのすいトリーター日誌これを読めば今のペンギンたちがすぐ分かります 1https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07336突然ですがきょうは、最近のフンボルトペンギンたち 1羽ずつの近況をお話しします!<br /> この頃、ペンギン担当が書くトリーター日誌は、最近名前が決まった「ナギ」のネタばかりで、他のペンギンたちからクレームがきそうです。笑<br /> たまにはなかなかフォーカスされないペンギンのことも書きたいので、この際に全羽ご紹介します!<br /> <br /> それでは早速、トップバッターは最年長<b>「ルビー」</b>から。 2025年10月12日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌当直の夜https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07335みなさん、こんばんは。<br /> きょうはみなさんが普段見ることのない、水族館の裏側をお見せします。<br /> <br /> 閉館してみなさんがお帰りになった後、しばらく事務所はまだ残っているスタッフでにぎわっていますが、<br /> 次第に...<br /> 徐々に...<br /> 一人...<br /> また一人と数を減らし...<br /> 当直者が一人っきりになる頃にはもう真夜中...<br /> 誰もいないはずなのに、誰かがいるような...<br /> そんな気配を感じていると...<br /> あ、本当にまだ残っていました。<br /> <br /> 当直のお仕事の一つに、夜間の見回りがあります。<br /> 時間は 23時。<br /> 私は、怖いというより眠くて眠くて...。<br /> 気を張っていないと意識が持っていかれる...<br /> そんな呪いを乗り越え見回りに出発!<br /> <br /> 相模湾大水槽の潮だまり(タイドプール)で、イセエビが大胆に歩いていました。<br /> よっ夜行性!<br /> <center><img src="images/treater/251011_sakurai_01.jpg"></center> <br /> 朝6時の見回りでは定位置に戻っていました。夜行性だなあ。<br /> <br /> <center><img src="images/treater/251011_sakurai_02.jpg"></center> <br /> イルカプールの裏ではイルカさんのこんな歓迎を受けたり。<br /> <br /> <center><img src="images/treater/251011_sakurai_03.jpg"></center> <br /> 夜中の館内は真っ暗かと思われるかも知れませんが、実は常夜灯という照明に切り替える水槽が多く、かなり明るいです。<br /> 大水槽のサメなんかは、少し明るくしていないと擬岩にこすってしまうんですね。 2025年10月11日T18:15:00+09:00えのすいトリーター日誌秋ですが、<span class="naked_sign">○</span><span class="naked_aural">しろまる</span>いスイートピー?!https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07334お見合い中のフンボルトペンギン「テン」と「ユキ」に 9月 15日から同居人が増えました。<br /> 10月 5日に命名式があった「ナギ」、育ての親へいまだに餌をねだり、体重増加のため動きも緩慢になってきたため、親離れを狙って「テン」、「ユキ」のところへ移動しました。<br /> まだ「ナギ」がオスかメスかわかっていないのですが、がたいが大きいのでオスなら「テン」に愛想をつかした「ユキ」が若い「ナギ」へ乗り換える可能性も懸念しながらの移動でした。<br /> <br /> ときどき「ユキ」と「ナギ」の距離が近いような、関係がないようなと、気にしながら半月が過ぎた 10月 3日の朝掃除の最中に、陸場で何やらイチャイチャしている「ユキ」と「テン」。掃除をしながら観察を続けると小さい声で鳴きながら「ユキ」が「テン」の翼の付け根あたりをくちばしで触れようとしているのです。数回触るか触らないかを繰り返し「テン」も最初は「やめなよ」的な雰囲気であしらうも、まんざらでもないのかそのまま「ユキ」のしたいようにさせておくと、くちばしで優しくカリカリと羽繕い(はづくろい)をしているではありませんか!<br /> そしてなんと、この後「テン」からも「ユキ」に対して同じような行動が見られたのです。<br /> <br /> 相互羽繕いまでには至らないものの、羽繕いをし合うのは仲が深まっている証です。<br /> もう 2024年の夏から一緒にいるので 1年以上になりますが、まるで歌謡曲の歌詞みたく「半年過ぎてもあなたって手も握らない・・・」<br /> 初々しすぎてこっちの方がヤキモキしちゃいます。<br /> <br /> それ以降は新たな展開は観察されず、同じような行動も観察できていません。<br /> いつまで続くのか、どこかで離れてしまうのかはわかりません。<br /> 別の個体を同居させてみるとか、みんながいるところへ出してみるとか、こちらができる展開もありますが、どんな形にせよ、引き続きあたたかく 2羽を見守っていただけたらうれしいです。<br /> 2025年10月10日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌命名「ナギ」https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=0733310月 5日 正午 フンボルトペンギン命名式。<br /> そうです。ついにあの子の愛称が決定しました。命名「ナギ」です! 自称ヒナ担当の私は当日の司会進行を務めさせていただきました。長らく見守ってきたあのヒナを愛称で呼ぶことができて... いやぁ〜感慨深いですねぇ〜。(命名式の詳細は<a href="/newsentry.php?eid=01202">こちら</a>からどうぞ!)<br /> <br /> 当日は多くの方々と一緒に発表の時を迎えることができました。私はかなり緊張していたのですが、主役の「ナギ」は何食わぬ顔。ペンギンプールでスタンバイしてくれていた小形トリーターに抱き上げられ、不思議そうにしていました。 2025年10月08日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌イトヒキアジとベネデニアhttps://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07331涼しい日が続き、過ごしやすい季節になりましたね。<br /> 暑いときは早く秋が来てほしいと思っていましたが、涼しくなると日が短くなりなんだかさみしく感じてしまいます。<br /> <br /> 夏前ごろ、定置網に入ったイトヒキアジを漁師さんからもらい、潮溜まり水槽で展示を始めました。和名の由来の通り、糸を引くようにひれの先端が長く伸びているのが特徴で、水槽を見ているお客さまからも「あの魚何だろう」という声がよく聞こえてきます。体はきらきらと銀色に輝いており、イトヒキアジが群れで泳いでいるところを見たあるトリーターは「流れ星みたい」と、なんともロマンチックな表現をしていました。<br /> <br /> 大きくなると 1m 前後にまで成長するといわれていますが、現在展示しているイトヒキアジはまだ 10cm ほどの小さな個体です。成魚になると、特徴であるひれは短くなり、反対に吻(ふん)先から頭部にかけては長くなるそうです。えのすいに入社して 1年半、何度も小さなイトヒキアジが搬入されていますが、なかなか大きく育てることができていません。<br /> <br /> その原因のひとつはベネデニアの寄生です。以前<a href="/diaryentry.php?eid=06960">トリーター日誌( 2024年10月9日 )</a>でも紹介した、水族館ではよく目にする寄生虫のひとつです。魚の体表や眼に寄生して粘液を摂取し、寄生された魚は体表がただれたり、かゆみから体を岩などにこすりつけることで感染症を引き起こしたりすることもあります。<br /> 2025年10月07日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌Debut ! !https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07330みなさんこんにちは!<br /> タイトルの英単語は「デビュー」と読みます。アルファベットだけ見たらそうは読めませんよね。最後の「 t 」は何なんでしょう。発音しないなら出てこないでほしい。<br /> ですが私は、「 knife (ナイフ) 」や「 knight (ナイト) 」の「 k 」はなんかカッコいいので許せてしまう、獣医師の松田です。<br /> <br /> さて、2025年度も下半期に突入、つまり私の水族館獣医師 2年目の前半戦も終わってしまいました。<br /> 上半期ではいろいろなことに挑戦させてもらいましたが、獣医師としてまだまだだなぁと思うことも成長できたと感じることもありました。<br /> 今回のトリーター日誌では、獣医師としてではなく、トリーターとしてデビューできたことを 2つご報告させてください。<br /> <br /> まずは 1つ目。<br /> えのすいの大人気ふれあいプログラム、「イルカと握手」の開始前にトリーターがおこなっている、事前説明にデビューしました!<br /> 今までもプログラム中のみなさんの誘導はお手伝いしていたのですが、これからはみなさんの前に立って話すようにもなります。<br /> この説明ですが、ただ握手のやり方や注意事項を一方的に喋るだけではなく、退屈になりがちな待ち時間でどうやったらうまく伝わるかを考えて話しています。<br /> これがとても難しく、ショーなどでみなさんを惹きつける話をいつものようにしていらっしゃるトリーターのみなさんに対して、改めて尊敬の念が増すばかりです。<br /> まだまだうまく喋れていないと自分でも感じることはありますが、私が説明する回に当たった方はあたたかい目で見てくれますとうれしいです。<br /> 2025年10月06日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌イスズミのおでかけhttps://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07332きのうは「おでかけえのすい」で、相鉄本線の某駅前にて海水魚などを展示してきました。<br /> 展示にもテーマがあって、今回は「地元神奈川の海と環境を伝える」でした。<br /> 陸に森や林があるように、海にも海中林とか藻場と呼ばれる植物が密生した場所があります。この辺りだと「アラメ」や「カジメ」といった昆布に似た海藻がもっさもっさ生えた岩礁や、緑色の細長い葉をもつ「アマモ」の仲間が草原のように生え広がった浅瀬などです。多くの生き物が生活の拠り所として集まって来ますし、一生のうち一時期は必ず過ごさなければならない大切な場所にしている生き物もいます。<br /> <br /> そんな場所が最近急速に減少しているのです。<br /> いくつかの魚種が数多く姿を見せるようになってから、生えていた海藻が再び繁茂できないほど食べ尽くされているようだともいわれています。<br /> 彼らは生きるために食べているだけで、決して悪い魚ではありません。環境が少し暖かくなったために、今までのような共存が難しくなってきているのです。<br /> <br /> その一種として「イスズミ」という魚を紹介します。<br /> 本来は 70cmを超える大型魚ですが、展示した「イスズミ」は全長 7cmほどでした。<br /> でも、大きくなる生き物の幼い時って、なぜか心を揺さぶられるかわいさがありませんか!<br /> 必要以上に太くて頑丈そうなひれを、ちょっとぎこちなく動かしながら、大きくなるためにめっちゃ食べるんです。<br /> 雰囲気はまるで秋田犬の子どもみたい!<br /> 当館では、別個体が相模湾大水槽の前の小さな水槽にいますが、こちらはすでに 10cm以上に成長してしまいました ...。<br /> 自然下でしたら、6月頃に海面を漂う海藻をタモ網ですくえば、子犬のような「イスズミ」に出会えると思いますよ。<br /> <div style="position: relative;"><div style="position: relative; width: 100%; padding-top: 56.25%;"> <iframe src="https://www.youtube.com/embed/KigvsceI3bU?loop=1&playlist=KigvsceI3bU" title="YouTube video player" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen="" style="position: absolute; top: 0; right: 0; width: 100%; height: 100%;" width="560" height="315" frameborder="0"></iframe></div></div><br> 2025年10月05日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌憧れのウミウシhttps://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07329「海面を漂って生活するウミウシ」。これを聞くと、生き物好きの方ならあの有名な「アオミノウミウシ」や「タイヘイヨウアオミノウミウシ」の仲間を真っ先に思い浮かべるかもしれませんね。実は... まだいるんです、第 3(?)の漂い系ウミウシが...。<br /> 私もそのウミウシの存在を知ったのはここ数年のことです。初めてアオミノウミウシを飼育することになったとき、何もわからない私はひたすらアオミノウミウシについて調べていました。そのとき、とある論文の中に出てきたこの生き物。 2025年10月05日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌「オモチ」とのトレーニング 4https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07328こんにちは、伊藤です!<br /> <br /> 前回は羅臼でのお話をしましたが、今回はコツメカワウソの「オモチ」の採血トレーニングの続きについて。<br /> テーマは、「『オモチ』、体重増加する」です。<br /> <br /> これまで獣医師と一緒に進めてきた採血トレーニングは、驚くほど順調。そのようすをお伝えしたのが前回までのあらすじです。 2025年10月04日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌発表の秋https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=073269月26日から 9月28日で開催された日本野生動物医学会に参加してきました!<br /> この大会では、野生動物に精通する獣医師や研究者の方々が一堂に参加し、研究発表をおこなったり、症例の治療などについて意見交換をおこなったりします。<br /> <br /> 私は、昨年度に残念ながら亡くなったフンボルトペンギンの「グー」の治療経過とその病態についてポスター発表をおこないました。<br /> 今回は獣医師として初めての学会発表でしたので、他の参加者からどのようなリアクションをいただけるのかわくわくしながら当日に臨みました。<br /> <br /> 結果として 1時間設けられている質疑応答の時間では、大変多くの方に「グー」の治療や病態について紹介することができました。<br /> 特に、「グー」が患っていた腎細胞癌の臨床兆候や、治療の一つとして実施していた放射線治療について多くの質問をいただきました。 2025年10月02日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌ウツボ好きトリーターのウツボの話 27https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07327きょうから10月です。<br /> このところ気温も一気に下がって急に秋らしくなりましたね。<br /> もさもさ系の秋のスイーツが今年も豊作でうれしくなります。<br /> <br /> さて、もう半月以上前の出来事なのですが、9月13日の閉館後に「水族館マニアックフェス」というイベントがありました。<br /> 加登岡トリーターも日誌で宣伝してくれたおかげで多くのお客さまにお越しいただきました。<br /> 遊びに来てくださったみなさん、ありがとうございました!!<br /> フェスらしく各トリーターやゲストのトークの時間が被っていたりもして、「どっちも聞きたい〜」と悩みながら移動する方の姿も見られましたね。<br /> <br /> 私は相模湾大水槽の前で「ウツボ好きトリーターのウツボの話」をお話ししました。<br /> そうです、この日誌のタイトルそのままです!!<br /> 普段は文章でしか伝えられない内容を、直接みなさんの表情を見ながら話すことができるというのは、本当に楽しいなと思いました。<br /> 今までこのシリーズで話してきたことや、最新の"えのすい"ウツボ情報など、そこそこ時間をオーバーして(笑)、イベント終了間際までたっっぷりウツボの話をお届けしました。 2025年10月01日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌「カシワ」えのすいへようこそ!https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=073259月17日、えのすいに久しぶりかえってきたのは、、、コツメカワウソの「カシワ」です!<br /> 「カシワ」は2018年12月21日にえのすいで生まれました。兄弟は「オモチ」と「サクラ」です。<br /> そして、2021年3月に世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふに「サクラ」とお引越しをしましたが、帰ってきました〜〜!<br /> <br /> 私が「カシワ」に会うのは初めてです。<br /> 事前のミーティングでは、<br /> ・好き嫌いなく何でも食べる<br /> ・歯磨きがとっても上手<br /> ・重ため(オモチより体重が 500gほど重い)<br /> と伺っていました。<br /> 大きくてモリモリ食べるカワウソなのかな、、、?という印象。<br /> <br /> 迎えた当日!<br /> 到着直後はケージの中の麻袋にくるまって寝ていましたが、しばらくすると獣舎の中を散策し、1時間後には魚を食べて、さらに3時間後にも魚を食べてくれました。<br /> 好き嫌い無いと聞いていましたが、来た日に今まで食べていなかったえのすいで使用している魚やエビ、貝まで完食してくれて、印象通りの「カシワ」さんです!<br /> <br /> ちなみに「カシワ」さんのお顔はこちら。 2025年09月30日T18:41:00+09:00えのすいトリーター日誌企画展最終日https://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=073247月 4日にスタートした、えのすい特別企画展「イルカとクジラ Coool Dolphin」。<br /> 早いことに本日が最終日です。<br /> <br /> きのうの閉館後にじっくり全ての展示を見返してみましたが、いろいろな思い出がよみがえり、この展示が見られなくなることへの寂しさが押し寄せてきました。<br /> そこで、企画展開催までの思い出をちょっと振り返ってみますね。<br /> <br /> 海獣類担当のトリーターが関わる16年ぶりの企画展。<br /> 私含めて実際に関わったことがあるトリーターがいなかったので、ほぼ初めてといってよい取り組みでした。<br /> <br /> こんなことを伝えたい!!こんなことをやってみたい!<br /> その思いはみんな持っていましたが、どんなことから始めたらよいのか、右も左もわからないところからのスタート。<br /> <br /> 最初は展示飼育部の北田トリーターと、企画展の中心メンバーとして動いてくれた浦﨑・花上の両トリーター、そして羽田の4名で館内を歩き、どの場所でどんなことができるかの夢物語を話すところから始まりました。<br /> そこで北田トリーターからは<br /> 「いつもの海獣類担当のトリーターの楽しむ姿勢を全面に出していって、遊び心のある発想を大切にして!!」<br /> とアドバイスをもらいました。<br /> <br /> 北田トリーターがそういってくれるなら、やりたいことは全部やろう!!<br /> そこから海獣類担当のトリーターたちのエンジンが全開になりました。<br /> <br /> 企画展に携わりたいトリーターは全員参加!<br /> それぞれ分担を決めて、自分の伝えたいことを少しずつ形にしていきました。<br /> <br /> えのすいには生き物を飼育する部署だけでなく、生き物の魅力をお客さまにより良く伝えるための企画や方法を考えてくれるチーム、トリーターの伝えたいことをえのすいらしい展示という形にしてくれるチーム、その他にもいくつものチームがあり、今まであまり一緒に仕事をしたことがなかったチームのみなさんにもたくさん助けてもらいました。<br /> <br /> 助けてもらうという言葉はちょっと違うのかもしれませんね。<br /> 一緒に造り上げてきました。<br /> <br /> 企画展の準備期間だからといってショーをお休みするわけではありません。<br /> 通常の作業に加えて、企画展の準備を並行しておこないます。<br /> <br /> とにかく忙しかったですが、大きな目標に向かっていろんなチームみんなで取り組んでいるという時間がとても楽しく、充実していました。<br /> <br /> イルカ・クジラの魅力をもっと知ってもらいたい。好きになってもらいたい。<br /> えのすいにいるイルカ・クジラたちのことをもっと紹介したい。<br /> どんな歴史があって今があるのかも知ってもらいたい。<br /> <br /> 全員その想いがあり、そこに向けて自分ができることを全力で取り組み、誰かができないことは他の誰かがやる。<br /> それが最終的に形となったときの達成感は今でも忘れません。<br /> <br /> 企画展の展示内容を一つ一つ振り返りたいのですが、かなり長くなってしまうので、今回はやめておきますね。<br /> <br /> 今回の企画展で学んだことがたくさんあります!<br /> あれもやりたかったな、こんなこともできたかな、ということもあります!!<br /> 次に海獣類担当のチームが企画展をおこなう機会がやってきたら、さらにパワーアップした内容をお届けできるように頑張ります!!<br /> もちろん日々のショーや常設の展示も日々パワーアップしていきますよ!!<br /> <br /> まずは本日の最終日、お楽しみください!! 2025年09月30日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌おでかけえのすいhttps://www.enosui.com/diaryentry.php?eid=07323えのすいのアウトリーチ活動の一つに、「おでかけえのすい」があります。<br /> 各地のさまざまな施設におじゃまして、水槽展示やワークショップなどをおこないます。<br /> <br /> 先日は平塚市総合公園におでかけしてきました。<br /> ベルマーレのホームゲームの日で会場はお祭りです。<br /> 水族館からは私たちと共にネコザメ、キャノンボールジェリー、シラスが出張です。<br /> 水槽を設営し、展示スタート!<br /> <br /> やはり道行く人のアイキャッチとなるのは動きのあるキャノンボールジェリー。<br /> キャノンボールジェリーの水槽に目を止めて、笑顔になったその隣に、遠くから見ると空っぽに見えるシラス水槽が。<br /> ん?と立ち止まって、けげんな顔で近付いてきてくださる通りすがりの方。<br /> もう机の下でガッツポーズです。<br /> ようこそいらっしゃいました!<br /> 気になっちゃいましたよね? 張り切ってお話しさせていただきます!<br /> 普段はバックヤードで作業する事が多いので、お客さまの反応をこんなに続けて長時間見られることはありません。<br /> お話を通して、私たちも新しい気づきをさせてもらいます。<br /> また、お客さまの「へぇ〜」や「そうなんだ! 」のお声は私たちの原動力です。<br /> 去り際にいただく「ありがとう」にはこちらこそです!<br /> 喋り続けて喉は枯れていますが、心は潤って生き物たちと共に帰路につきました。<br /> ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!<br /> <br /> 次回は 10月 4日(土)にジョイナステラス二俣川へおじゃまします。<br /> 「相模湾の今」をテーマに展示予定です。<br /> 普段とは違ったえのすいをのぞきにいらしてください。 2025年09月29日T00:00:00+09:00えのすいトリーター日誌

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