バイオジェット燃料政策について

本ページは国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)において、実施している実証事業の関係情報を掲載しています。

バイオジェット燃料の研究開発について

輸送部門において、バイオ燃料には大きく分けて3つの分類があります。
1つ目がガソリン代替となるバイオエタノール、2つ目が軽油代替となるバイオディーゼル、3つ目がジェット燃料代替となるバイオジェット燃料です。

バイオジェット燃料とは、微細藻類や木質系セルロース(木材チップ、製材廃材や林地残渣)、などといったバイオマス原料をもとに製造される航空燃料をいいます。
航空輸送分野におけるCO2排出量の削減目標量について、国際民間航空機関(ICAO)において、航空輸送分野における2021年以降のCO2排出量は2019年から2020の平均CO2排出量(基準排出量)に抑えることが目標とされています((注記)1)。
CO2排出量削減の対策方法には航空経路の改善、航空機の機体軽量化等の改善が考えられますが、特に再生可能代替航空燃料の活用が注目されています。

そのため、我が国では2017年からバイオジェット燃料製造の一貫製造プロセスの実証事業に取り組み、微細藻類、木質セルロースを原料としたバイオジェット燃料製造の技術開発に取り組んでまいりました((注記)2)。

2020年度からは微細藻類、木質セルロースに加えエタノールを原料とした製造技術の技術開発などにも取り組む予定です。

バイオジェット燃料の研究開発の広報動画

本編3分版

予告編30秒版(逆回しver)

NEDO バイオジェット燃料生産技術開発事業の施設等写真

ガス化FT合成技術 (2017-2020)

  • プラント全景 ((株)JERA 新名古屋火力発電所内)
  • ガス化炉

微細藻培養技術 (2017-2020)

  • 開放型培養プラント全景(タイ サラブリ県)
  • 藻体(ボツリオコッカス)

お問合せ先

資源・燃料部 燃料供給基盤整備課
電話:03-3501-1993(直通)

最終更新日:2024年1月23日

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