DNVでは、CSリスク分析の手法として、TM-STRIDEと命名した手法と、 Model Based Data Flow Analysis(MBDFA)手法を考案しています。これらの手法を利用しながら、組織としての分析手法の確立及び実製品に対するCSリスク分析のご支援を行います。
TM-STRIDEアイテム内のサイバー攻撃から守るべき資産を列挙し、考慮すべき脅威のガイドワードである Spoofing、Tampering Repudiation、Information Disclosure、Denial of Service、Elevation of Privilege (STRIDE) をプロットして、資産と脅威のガイドワードを参考に、グループディスカッションを通じて脅威シナリオや攻撃経路を特定します。また、資産の損害シナリオの分析ならびにそのインパクトを評価して、リスク値を算出し、CS目標、機能CS要求などを導出します。次に、システム・HW・SWレベルの分析として、資産の列挙を行い、脅威のガイドワードから脅威シナリオと攻撃経路を特定し、技術CS要求を導出します。