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更新日:2023年1月5日 ページID:000514
(ながさききんせいかんそくひ・かんそくだい)
指定年月日 昭和35年7月13日
所在地 長崎市西山2丁目252番地
この記念碑は、明治7年(1874)12月9日、フランス科学院長の天文学者ジャンサン氏一行が、太陽面を通過する金星の観測に成功した喜びを記念するために、氏の要請を受けて山田与四郎氏が建てたものである。仏文の碑文は「惑星、金星通過を観測したのはこの位置においてである。1874年12月9日フランス天体学者ジャンサン科学院総裁」と刻んである。
この日は、人類が、この現象を観測した第4回目であり、この金星観測碑は、国際的にも意義深い文化財である。
なお、平成5年(1993)この記念碑から東に24メートルの地点で観測台が発見された。この観測台は、この地で金星観測が行われたことを示す貴重な遺構であり、また、日本最初の経緯度原点(チトマン点)を決める基準となったダビッドソン点の位置を推定する手掛りとなるもので、測地学史上からも重要な意義を持つものとして、平成7年(1995)3月16日追加指定された。
備考
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(補足)地図は目的地周辺の概ねの位置を示しています
バス「立山公園口」下車徒歩30分
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