避難所における新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力ください
最終更新日 : 2023年2月16日
新型コロナウイルス感染症が拡大する中、災害が発生した際、市内指定避難所及び指定緊急避難場所(以下、「避難所」といいます。)を開設した場合、避難所において、密閉・密集・密接(3つの密)の状況が発生する恐れや、断水による衛生環境の悪化等が懸念され、感染症拡大のリスクが高まることが考えられます。
このような状況の中、市ではこれらに配慮しながら必要に応じて避難所を開設しますが、地震災害や風水害により避難が必要な場合には、市民の皆様に次の点にご留意いただき、避難所での感染症拡大防止にご協力ください。
安全な場所への避難について
「避難」とは「難」を「避」けること、つまり安全を確保することであり、避難指示などの避難情報は、必ずしも避難所への移動を促すものではありません。(例:滞在している場所が浸水想定の区域に該当していない場合や、浸水想定の深さよりも高いところにいる等)
市が発行する各ハザードマップにより、自宅の災害リスク等をご確認いただき、避難が必要な場合、避難所での3つの密をできる限り回避するため、自宅の2階などへの避難(垂直避難)や、可能な場合には親戚や知人の家等に避難することもご検討ください。
また、日頃から各家庭で準備している食糧や飲料水について、量を増やすことも検討してください。更に、賞味期限や種類を確認するとともに、食糧や飲料水をローリングストック(注釈1)し、いざという時に備えてください。
なお、安全な場所へ避難をする際は、準備している携行品に加え、衛生用品も持参してください。(「避難所に避難する場合の留意点について」参照)
- 参考1:市発行 各種ハザードマップ(平塚市,外部リンク)
- 参考2:避難行動判断フロー・避難情報のポイント(内閣府,外部リンク)
- 参考3:ひらつかわくわくマップ(平塚市,外部リンク)(注釈2)
- 参考4:家庭備蓄〜持ち出し品チェックリスト〜(ひらつか防災ガイドブック抜粋,PDF:884KB)
- 参考5:防災備蓄について(平塚市,外部リンク)
- 参考6:防災ひらつかチャンネル(外部リンク・YouTube)(注釈3)
注釈1:ローリングストック」とは、日頃から自宅で利用しているものを少し多めに備え、消費した分を買い足していく備蓄方法です。保存食をしまい込んだまま期限が切れてしまうことを防ぎ、乾パンなどの食べなれない食品だけではなく、レトルト食品やカップ麺などの普段から食べ慣れた食品も利用する備蓄方法です。
注釈2:自治会・町内会マップ、避難所マップ、各種ハザードマップなどの市民生活に必要な情報や、 道路台帳など平塚市が保有している地理情報を公開しています。パソコンやスマートフォンなどを利用して、いつでも、どこからでも手軽に地理情報を入手できます。
注釈3:「防災ひらつかチャンネル」では、防災に関する情報を広く周知するため、防災啓発を目的とした動画を随時配信します。 ハザードマップの使い方やローリングストック等についての動画も配信しておりますので、ぜひご覧ください。
避難所の開設・混雑状況の確認
市が災害時に避難所を開設する際には、株式会社バカンが運営する避難所の開設・混雑情報配信サービス「VACAN Maps(バカン マップス)」により、避難所の場所や、混み具合をスマートフォンやパソコンなどでリアルタイムに確認することができます。
この「VACAN Maps」は、アプリなどをダウンロードすることなく利用できます。
避難所の混雑状況は、「空いています」「やや混雑」「混雑」「満」の4段階で表示されます。
以下のリンク、または二次元バーコードより利用できます。
避難所の開設・混雑情報配信サービス「VACAN Maps」(外部リンク)
「風水害から命を守るため、安全な場所へ避難しましょう」チラシについて
風水害から避難をする際の注意点や、適切な避難行動の流れを分かりやすく解説したチラシを作成しました。避難をする際の参考としてください。
「風水害から命を守るため、安全な場所へ避難しましょう」(PDF:1MB)
※(注記)令和2年8月に自治会回覧をしているものと同じ内容です。
避難所に避難する場合の留意点について
なお、新型コロナウイルス感染症まん延下においては「避難所における感染症対策マニュアル(第3版)」(PDF,2.3MB)に基づき避難所運営を行い、今後、新型コロナウイルス感染症の状況や新たに得られた知見等を踏まえ、本マニュアルを随時更新していく予定です。
- できる限り、避難される前に体温を測定し、ご自身の体調について確認をお願いします。その上で、新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合には、ご自宅での安全を確保のうえ、かかりつけ医、若しくは、「新型コロナウイルス感染症専用ダイヤル」(外部リンク)へご相談いただきますようお願いいたします。
- 避難所での受付時には、避難者の体調を確認させていただきますのでご協力ください。
- 発熱等で体調がすぐれない方は、通常の避難スペース(体育館等)とは別の部屋や、パーティション等で区切ったスペースにご滞在いただきます。
- 避難所では、マスクの着用や咳エチケット、手洗いの励行等、感染症対策にご協力をお願いします。
- 避難スペースは、身体的な距離を確保するよう配慮します。他の避難者との接触は避けてください。
- 可能な範囲で、定期的に窓あるいはドアを開け、換気をします。
- 各避難所には、感染症拡大防止のために一定の衛生用品等を備蓄しておりますが、全ての避難者の方に対して十分な衛生用品等を準備することはできません。避難所での感染拡大防止のため、日頃から準備している携行品(資料「参考4」を参照)に加えて、次の衛生用品等の持参にご協力ください。
てぬぐい(マスクの代わり)
- 冬季に災害が発生した場合、避難所では感染症対策のため換気が必要なことから、これまで以上に防寒対策が必要となります。ジャンパーやコートなどの防寒衣類、使い捨てカイロ、毛布、寝袋等を各自でご持参ください。
- 日頃から、避難経路や避難先の確認をすることや、災害時の持ち出し品等の確認をしていただくようお願いします。
参考1:「新型コロナウイルス感染症 〜市民向け感染予防ハンドブック」[東北医科薬科大学病院](PDF,1.6MB)
参考2:新型コロナウイルス 避難生活お役立ちサポートブック[特定非営利活動法人(認定NPO法人)全国災害ボランティア支援団体ネットワーク](PDF,18.9MB)
eラーニングで楽しく学ぶ「自らの命は自らが守る」
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