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カラスによるごみの散乱を防ぐには

散乱状況

上の写真はカラスなどによって荒らされたごみ収集場所で撮影したものです。

カラスなどによるごみの散乱を防ぐためには、利用される方の協力が必要です。カラスの習性を理解しごみを出す際にちょっとした工夫を行い、ごみの散乱を防ぎましょう。

カラスの習性

1. 非常に賢い

• 問題解決能力が高く、観察力や記憶力にも優れている。

• 人の行動やルール(ごみ収集の時間・曜日)を覚える。

• 道具を使う例も観察されている(例:車を使ってクルミを割る等)。

2. 雑食性で生ごみを好む

• 昆虫、小動物、果実、種子、生ごみなど何でも食べる。

• ごみ袋の中の生ごみの匂いに敏感で、匂いを頼りにごみを探す。

3. 視覚と聴覚に優れる

• ごみ袋の形や中身の色を視覚的に認識し、狙うことがある。

• 音にも敏感で、人の動きや物音に反応する。

4. 高い学習能力と順応性

• 一度成功した方法を学習し、継続して利用する。

• 他のカラスの行動を模倣する。

• 人の動きを避けるようになる(危険な人を記憶することもある)。

5. 集団で行動する傾向

• 特にごみ収集時間帯には数羽〜十数羽の群れで活動することがある。

• 見張り役と採食役に分かれることもある。

6. 都市環境に適応

• 高い建物や電柱などをねぐらや見張り台に利用。

• 人間の生活環境にうまく適応しており、ごみ収集場所が格好の餌場になる。

カラスによるごみの散乱を防ぐ方法

ごみ出しマナーを守る

1. ごみ出しは収集日当日の朝8時までに出す

ごみ出しは収集日当日8時までにお願いします。前日の夜に出すと、カラスの格好の標的になります。

2.カラスよけネットに入れる

ごみ袋はネットの中央に置き、カラスよけネットをしっかりかぶせてください。ネットの端はブロック等で重しをして、風やカラスにめくられないようにしてください。

3.生ごみを隠してだす

生ごみはしっかりと水切りをしましょう。さらに新聞紙などで包むと、匂いを抑えるだけでなく、視覚的にも餌を見つけにくくなります。

冷凍してから出すのも効果的です。カラス対策だけでなく、ごみ出しをするまでの虫の発生や嫌な臭いも抑えることができます。


カラスよけネットを適切に使う

ふんわり乗せるだけではNG。カラスはくちばしでネットをめくり、袋を突いて中身を取り出してしまいます。

ネットの端をレンガ・ブロックなどの重りで押さえ、風でめくれたり、カラスにめくられないようにしましょうネットでごみ全体を覆い、周囲をしっかり押さえましょう。。

また、ごみはできるだけネットの中央にまとめるとより効果があります。ごみ袋がネットの端や外に近い位置にあると、カラスに狙われやすくなります。

市ではカラスよけネットを無償で貸出しています。カラスよけネットの貸出しについてはこちらのページをご参照ください。

https://www.city.chita.lg.jp/docs/2025061900012/

カラスはとても賢く、ごみの出し方を見て学習します。 ほんの少しの工夫で、地域の美化と安心につながります。

引き続き、地域の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

環境経済部 ごみ対策課(リサイクルプラザ内)
TEL:0562-55-0300

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