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市民がん検診

更新日 2025年10月01日

令和7年度から乳がん検診の対象年齢等が変わります

変更点の概要


令和7年度から乳がん検診の対象者を国の指針に則り、40歳以上の女性に変更します。

検診方法は(1) マンモグラフィ (2) マンモグラフィと超音波併用検査の2種類です。(国の推奨する乳がん検診の方法はマンモグラフィです。)

受診間隔は2年に1回です。



検診方法 対象者 受診間隔 検診料

(1) マンモグラフィ

40歳以上の女性 2年に1回 900円

(2) マンモグラフィと超音波併用検査(注記)

40歳以上の女性

2年に1回

1,800円

(注記)(2) マンモグラフィと超音波併用検査は集団がん検診のみで実施

検査方法


マンモグラフィとは、病変の位置や広がりを調べるために行う乳房専用のX線検査です。乳腺の重なりを少なくするために、2枚の板の間に乳房を挟んで圧迫し、薄く伸ばして撮影します。

超音波検査とは、乳房内の病変の有無、しこりの性状や大きさ、わきの下など周囲のリンパ節への転移の有無を調べるために行われる検査です。超音波を発生する超音波プローブ(探触子)を乳房の表面にあてて、超音波の反射の様子を画像で確認します。

どうして対象年齢が変わるのですか?


がん検診の目的は、がんを早期に見つけて治療し、がんでの死亡率を下げることです。

40歳未満の乳がん検診は死亡率減少を示す科学的根拠が認められておらず、検診による不利益が利益を上回る可能性があります。

がんで亡くなることを防ぐためには、がんによる死亡を減らす効果が確実で、かつ、利益が不利益を上回る検診を受けることが大切です。現在、国はこれらの要件を満たすことが科学的に認められた検診を推奨しています。

国の推奨する乳がん検診の検査はマンモグラフィ、対象者は40歳以上、受診間隔は2年に1回です。

そのため、令和7年度からは国の指針に則り、対象年齢を40歳以上の女性、受診間隔は2年に1回に変更します。

乳がん検診について(国立がん研究センターホームページ)

40歳未満は何もしなくていいですか?


若い年代ではがんにかかる人が少なく、有効性も確認されていないため、がん検診の利益より不利益が大きくなります。自覚症状がある場合は、医療機関を受診してください。また、若い方も含めた全ての女性に、乳がん早期発見の手段として「ブレストアウェアネス」が推奨されています。日頃からご自身の乳房を意識し、変化を感じたら医療機関に相談してください。

ブレストアウェアネス[PDF形式:1.15MB]

がん検診を受けましょう

日本人の死因第1位は「がん」です。この病気に対処するには、生活習慣を整えて病気の予防をすることと、定期的に検診を受けることがポイントとなります。がんは、早期発見、早期治療により治癒率も高くなります。定期的に受診して健康管理につとめましょう。

厚生労働省の指針では、大腸がん検診は毎年1回、胃がん・乳がん・子宮けいがん検診は2年に1回の受診を勧めています。

受診を希望される方は、集団がん検診(会場:保健センター)、もしくは個別がん検診(会場:指定医療機関)のどちらかを選択し、事前に電話で予約をしてください。加入する保険の種類に関係なく、知多市に住民票のある方は受診できます。

(注記)検診の内容に違いはありません。

集団がん検診

保健センターを会場とするがん検診です。集団がん検診の受診を希望される場合は、下の日程表にしたがって、受付開始日以降に健康推進課(保健センター)へ電話で予約申し込みしてください。

12月9日(火)午前に乳がん検診(マンモグラフィ・超音波併用検査)を追加しました。

令和7年度集団がん検診日程 [PDF形式:266KB]

(注記)集団がん検診の胃がん・乳がん検診(マンモグラフィ)・子宮けいがん検診は、検診車(密閉空間)での実施となります。

(注記)暴風警報等発表時には必ず事前にホームページで実施の有無についてご確認ください。

申込み・会場

知多市健康推進課(保健センター) 知多市新知字永井2番地の1 TEL:0562-54-1300

(注記)生活保護法の規定に基づき生活扶助等を受けている方と75歳以上の方の検診料は無料です。

(注記)治療中の病気等による受診の可否についてのご相談は、保健センターでは判断できません。事前に医療機関へご相談ください。

(注記)大腸がん検診は、容器を持ち帰り、後日採便して指定日に保健センターに提出していただきます。ご希望の方には、上の日程表検診日以外でも検体容器をお渡しできます。(本人以外でも可)。

(注記)各種がん検診は、年度内にそれぞれ1回だけ受診できます。(指定医療機関や公立西知多総合病院での個別がん検診を含む。)

検診料

検診項目
検診料
胃部エックス線(バリウム) 900円
乳がん検診 マンモグラフィ 900円
マンモグラフィと超音波併用検査 1,800円
子宮けいがん検診 700円
大腸がん検診
300円
前立腺がん検診
300円

(注記)75歳以上の方と生活保護法の規定に基づき生活扶助等を受けている方の検診料は無料

(生活保護受給者の方は、健康推進課(保健センター内)まで事前にお問い合わせください。保健センターで無料券を配布しますので、それを持参して検診を受けてください。)

個別がん検診

公立西知多総合病院とかかりつけ医(市内医療機関)にて、がん検診が受診できます。受診を希望される方は、診療時間内に医療機関へ申し込みをしてください。

申込み・会場

令和7年度指定医療機関一覧[PDF形式:104KB]

持ち物

健康保険証・マイナ保険証又は資格確認書、診察券((注記)お持ちでない方は不要)

検診料

検診項目 検診料
胃がん検診 胃部エックス線(バリウム) 2,600円
胃内視鏡 3,500円
乳がん検診(マンモグラフィ) 900円
子宮けいがん検診 700円
大腸がん検診 400円
前立腺がん検診 500円

(注記)75歳以上の方と生活保護法の規定に基づき生活扶助等を受けている方の検診料は無料

(生活保護受給者の方は、健康推進課(保健センター内)まで事前にお問い合わせください。保健センターで無料券を配布しますので、それを持参して検診を受けてください。)

対象者・内容

集団がん検診・個別がん検診で、市民がん検診の対象者・内容に違いはありません。

検診種類 検診対象 検診内容

胃がん(注記)1

(胃部エックス線)

40歳以上の方

(前年度、市の胃内視鏡検診を受診した方は除く。)

空腹状態で造影剤(バリウム)を飲んで、胃粘膜全体を観察します。

胃がん

(胃内視鏡(注記)2)

令和7年度は、検診日時点で50歳以上かつ西暦の末尾が奇数年生まれの方。(偶数年生まれの方は、8年度が対象)

口または鼻から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を観察します。

(注記)問診と検査は別日で実施します。

大腸がん 40歳以上の方 2日分の便を採取し、便の中の血液を検出します。

乳がん

(マンモグラフィ(注記)3)

40歳以上の女性

乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで撮影し、小さいしこりや石灰化を見つけます。
乳がん(マンモグラフィと超音波検査併用(注記)4) 40歳以上の女性

乳房のX線撮影検査と超音波を発生する器具を乳房の表面に押し当て、超音波の反射の様子を画像で確認する検査を併用し、総合的に判定します。

子宮けいがん 20歳以上の女性 子宮けい部を専用の器具で擦って細胞を取り、異常細胞がないかを調べます。
前立腺がん 50歳以上の男性 採血をし、PSA(前立腺特異抗原)の量を測定します。

(注記)1 治療中の病気等がある方は、主治医にご相談の上、ご予約ください。また、飲食時にむせる方、直立不動や体位変換が難しい方、以前同様の検査で気分が悪くなったことがある方は、検査できない場合がありますので、予約時にご相談ください。

(注記)2 胃内視鏡検査は公立西知多総合病院のみで実施しています。申し込みは公立西知多総合病院へ電話をしてください。

胃がん治療中又は経過観察中の方、妊娠中の方、入院中の方、胃全摘出後の方、咽頭や鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方、呼吸不全のある方、急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患がある方、同一年度に胃エックス線検査又は胃内視鏡検査を受診した方は受診できません。

(注記)3 3年度から、集団検診・個別検診ともに視触診は廃止しました。受診できる乳がん検診はマンモグラフィかマンモグラフィ超音波併用のどちらか一方です。1年度に両方とも受診することはできません。

(注記)4 マンモグラフィ超音波検査併用は、保健センターのみで実施しています。

集団がん検診・個別がん検診を受診する際の注意事項

受診するにあたり、下記に記載されている注意事項だけでなく、がん検診の注意事項[PDF形式:280KB] を必ずご確認ください。

各項目共通

・受診結果については約1か月半後の送付となります。

・要精密検査の判定が出た方は精密検査を受診してください。

・妊娠中の方・その可能性のある方は受診できません。

・自覚症状のある方は、速やかに医療機関を受診してください。

胃がん検診

・検査前日の夕食はなるべく消化の良いものを選んで、午後9時までに済ませてください。

・検査当日の朝は絶食です。喫煙もしないようにしてください。毎日服用している薬は、検査受付の2時間以上前までに服用してください。(100cc程度の水であれば大丈夫です。)

・植込み型除細動器(ICD、CRT-D)をつけられている方は受診できません。ペースメーカー、その他
の除細動器をつけられている方は受診する機関にご連絡ください。
・持続血糖測定器を装着されている方は医療機関にご相談ください。


乳がん検診

・授乳中の方は受診できません。

・断乳後1年未満の方、豊胸術、術後形成術をされた方、乳腺術後5年未満の方で受診を希望される場合は、医療機関へご相談ください。

子宮けいがん検診

・生理中は受診できません。

・出産後1年未満の方、婦人科の手術を受けられた方、これまで性交渉のない方は婦人科のある医療機関にご相談ください。

定期的ながん検診を

1 誰でもがんになる可能性あり

国民の3人に1人ががんで亡くなり、2人に1人ががんにかかる時代を迎え、今やがんは国民病の一つになりました。

2 多くのがんは早期発見により治癒可能

がんは相当進行した段階で初めて症状が出る場合が多く、早期のがんでは症状が出ることはほとんどありません。
がん検診では、症状のない方を対象とし、主に早期がんを発見するのに有効です。

3 がんイコール「死」ではなく、治る病気になりつつある

県が行っている地域がん登録におけるがんと診断された患者の5年相対生存率は、約54%(1997〜99年診断例)で、約半数のがん患者が5年以上の生存を得ています。

((公財)がん研究振興財団発行「がんを防ぐための新12か条」より抜粋)

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健康文化部 健康推進課(保健センター内)
TEL:0562-54-1300

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