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青山周平、浜松勢包囲網打ち破り節間5連勝の完全V【浜松オート・G1「スピード王決定戦」】

2024年12月1日 19時40分

◇1日 G1「第66回スピード王決定戦」(浜松オート・4100メートル・8周回)最終日
12Rで優勝戦が行われ、青山周平(39)=伊勢崎=がトップチェッカー。コンマ06の弾丸ショットから最初の1コーナーで3番手を確保。前を行く山浦博幸、木村武之を2周目で仕留めて独走に持ち込んだ。当地のスピード王制覇は第55回大会以来3度目。2着には伊藤信夫、3着には金子大輔が入った。

青山周平が5連勝の完全Vでスピード王決定戦を制した

◇ ◇
浜松勢6人の包囲網を一瞬で打ち破り、青山が節間5連勝の完全Vでスピード王を襲名した。「スタートが決まったし、展開も良かった」とパーフェクトなレース運びで圧巻の独り舞台。通算28回目のG1制覇は、飯塚将光さん(引退)、高橋貢(現役)と並ぶ最多タイであり、今年は5場すべてでグレードレースを制する大記録を打ち立てた。
「喜びよりも反省が大きい」と振り返るレース内容だった。2周1〜2コーナーで狭い内側に切り込み、木村の走行に迷惑をかけてしまった。抜け出してからは「集中して走った」と気持ちを切り替えて全力疾走。「エンジンは安定していた。優勝戦も良かった」との言葉通り、競走タイムは今節トップの3秒338をマークしてフィニッシュした。
これほどの快挙を成し遂げても「数字にこだわりはないし、気が付いたらという感じ。先輩方は偉大なので、比較は難しい」と、おごることなく、最後まで謙虚な姿勢を貫いた。
この後は、伊勢崎と川口の普通開催を挟んで、年末の総決算であるSS王座連覇を目指す。「順調にここまできた。調子を崩さないよう一生懸命走ります」と気を引き締める。誰もが認める"最強レーサー"は、再びオート界の頂点を目指して走り続ける。

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