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楽天2位指名の環太平洋大・徳山一翔、両脚つりながら力投、逆転サヨナラ呼ぶ「9回ぐらいに左脚、10回には両方が...」【明治神宮野球大会】

2024年11月23日 20時31分

◇23日 明治神宮野球大会大学の部準々決勝 環太平洋大2―1早大(神宮)延長10回タイブレーク
楽天のドラフト2位、環太平洋大のMAX153キロ左腕・徳山一翔投手(鳴門渦潮高出)が先発し、10イニングを135球、5安打、1失点(自責0)、10奪三振。足をつりながらの力投で逆転サヨナラ勝ちを呼んだ。
0―0のまま延長タイブレークに突入。9回までに124球を投げていた徳山は「9回ぐらいに左脚がつって、もう10回には両方つりました」という状態でマウンドに仁王立ちした。
10回、1点勝ち越され、なお2死二塁で同じく楽天の5位、早大・吉納翼外野手(東邦高出)を打席に迎えた場面では、2球目を投げた後には顔をゆがめ、左ふくらはぎを押さえた。その後、左脚を伸ばす動きをして続投。吉納を見逃し三振に仕留めた。その裏に味方が2点取って逆転サヨナラ勝ちした。
徳山は「出し切りました」という21日の名城大戦では4イニングを無失点、70球を投げていた。中1日でタフさを示した。
大会直前には発熱も。前日は38度あり、「ちょっとやばいな」と思ったそうだが、「気合と根性で治したっていうか、調整して頑張りました」と胸を張った。

力投する環太平洋大・徳山一翔


来年からチームメートとなる「3番・右翼」の吉納に対しては5打数1安打。第1打席で左翼線二塁打を許したが、その後の打席は無安打、3三振と抑え込んだ。
環太平洋大は準優勝した2018年以来、6年ぶりの4強進出となった。

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