◇23日 男子ゴルフ カシオワールドオープン第3日(高知県芸西村、Kochi黒潮CC)
前日2位だった清水大成(25)=ロピア=は73と落としたが、通算11アンダーで石川遼(カシオ)とともに3位で、最終日は一緒に回る。マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)と韓国の宋永漢(ソン・ヨンハン)が、通算12アンダーでトップに並んだ。
2番でティーショットする清水
清水は7番パー5で10をたたきながら、その後カムバック。第3ラウンドは1打落としただけで、初優勝に向けて踏みとどまった。「思い出したくもない」という7番は、第1打を右に曲げ、いったん隣のコースに出した後、林越えでグリーンを狙ったが失敗。2度ロストボールにし、失意に沈んだ。
だが、キャディーの励ましですぐに気を取り直した。「また(元のスコアに)戻って来られれば」と思いながらプレーすると、そこからは3バーディー、1ボギー。首位のスコアが伸びなかったのも幸いだった。
「踏ん張ってこの位置で、まだよかった。最終日はこんなことが絶対ないよう、ひたすらバーディーを取っていく」と、力をこめた。
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