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大谷翔平の佐々木朗希「勧誘はしていない」発言にドジャース地元が悲鳴「最強のカードなのに、最悪のタイミングでまったりと...」

2024年11月23日 15時39分

大谷翔平(AP)

大谷翔平(AP)

ドジャースの大谷翔平選手(30)は21日(日本時間22日)、満票で2年連続3度目のシーズンMVPを受賞。ロッテからポスティング制度でメジャー挑戦する佐々木朗希投手(23)を勧誘しているかとの質問に対し、これを否定した。これに、地元メディアは悲鳴を上げた。
大谷は「特に勧誘ってことはない」「去年(侍ジャパンで)プレーした選手とは連絡を取ったりしている。本当に友達の一人として自然と話している感じ。彼の意見を尊重している。どこのチームを選んでも、彼なら素晴らしい成績を残せると思う」と発言した。
一夜明け、米ファンサイディッドは22日(日本時間23日)、「ドジャースは佐々木朗希獲得の夢をつなぐため大谷翔平のさらなる後押しが必要だ。FAエースの獲得レースで潮目が変わりつつあるとき、ドジャースは日本人スーパースターからあまり助けを得られていない」の見出しで報じた。
当初、ドジャースは佐々木の移籍先として「超が付く鉄板」と報じられていたが、ここに来て論調が変わり、元レッズ、ナショナルズGMのジム・ボーデン・アナリストは「佐々木がドジャース以外と契約する確率は85〜90%」とコメント。佐々木のウルフ代理人が21日(同22日)、ドジャースと「密約」があると一部のメジャー首脳が疑っていることを「私の誠心を侮辱している。実際、とにかくこれはスポーツマンシップの欠如だ」と憤ったことについても、同メディアは「問題のチームといずれ契約する絵を描いているならば、代理人は決してこういうコメントをしないはずだ」と深読みした。
そんな徐々に佐々木の姿が遠のくところに、今回の大谷のコメント。同メディアは「悪いニュースが続く中、ドジャースは潮目を変える人物を渇望している。だが、チームが持っている最強のカードである日本で最も有名なアスリートは、最悪のタイミングでまったりと座しているようだ。佐々木のリクルートに関し、大谷は最前列の真ん中にいてくれるものと思っていた」と伝えた。
さらに「これは現在、ドジャースファンが聞きたかった言葉だとは到底言えない。特に佐々木の親友かつ師匠であるダルビッシュ有を擁する同地ライバルのパドレスが獲得戦で有利になりつつあるとされるときは、なおさらだ」とし、最後は「LA(ドジャース)にとって、今冬に先発ローテを向上させる最高のチャンスを失わせる可能性がある」と、危機感をあおった。(写真はAP)

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