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キビレ爆釣!! 愛知・飛島村出船

2024年11月23日 05時05分

キビレ乱舞に笑顔の(左から)高田さん、大森さん、小塚さん

キビレ乱舞に笑顔の(左から)高田さん、大森さん、小塚さん

  • キビレ乱舞に笑顔の(左から)高田さん、大森さん、小塚さん
  • 高田さん(左)と筆者はクロダイとメッキをダブルヒット
  • 当日の船中釣果
久しぶりに爆釣したくなり、潮見周辺なら今の時期、キビレが釣れるのではと9日、仲間らと愛知県飛島村から4時間便の仕立船で名古屋港に出た。同行したのは小塚康夫さん(56)、大森勇也さん(40)、私と同じ会社の高田隼汰さん(30)で、キビレは期待通りの爆釣劇。高田さんにはクロダイも来た。

21〜27センチ船中で100匹以上

仕事終わりに「太平丸II」の船着き場に集合。乗船手続きを済ませて午後7時に出船し、潮見周辺を目指した。20分でポイントに到着後、アンカーで船を固定する。メバルロッド7.3フィート、リール1500番、PE0・8号、リーダー12ポンドに自作ブラー3号、針はチヌ針6号だ。
「最近来てないので釣れるか分からないけど、毎年この時期から釣れだすから釣れるでしょう」と船頭。まずは早掛け勝負をしようと決まり、虫餌を付けて全員一斉にキャストする。速めの誘いで食い気のある魚に狙いを絞ると、私のティップにコツコツッと引き込むアタリ。合わせが決まって「1抜け!」とキビレをゲットした。
続けとばかり小塚さんと高田さんにも同時ヒットしたが、小塚さんが先に上げたので2抜け、小塚さんは3抜け。大森さんはライントラブルで論外だった。この日の釣りはここからがビックリするほどスゴかった。キャストするたびに連続ヒットが続く。私も12連チャンまで数えたが、釣れすぎて途中で数えきれなくなった。
仕掛けが着底して誘いをかけると、キビレの総攻撃が始まる。釣り人にとってはうれしい悲鳴だが、徐々に疲れてくる。高田さんは「今日はメチャクチャ楽しい! こんなに釣れたことがないので。釣りってこんなに忙しかった?」と大喜び。一方、前で釣っている2人は静か。大森さんは掛け合わせとバラシで苦戦しており、小塚さんはライントラブルだ。

仲間は36センチ超クロダイも

高田さんのドラグが鳴りだした。振り向くと、メバルロッドが弧を描いているではないか。「慎重に」と声をかけていると、私もヒット。「ちょっと引きが違う」と言う高田さんには貴重なクロダイがお目見え。私はメッキだった。
ようやく前でも釣れだしたようで、小塚さんと大森さんもダブルヒットに笑顔が絶えない。4人同時ヒットも珍しくない状況が続き、キビレが船中乱舞している。小さいのはリリースしながら釣り続けていると、小塚さんにコショウダイがヒットしたが「小さい」とリリースした。
小塚さんと私に立て続けにメッキが来た。「メッキもこのサイズになると結構引きが強いね。メバルロッドでのやりとりは超楽しいよ」
その後も全員キビレの爆釣を楽しみ、餌がなくなったところで気持ちよくストップフィッシングとした。「今日は楽しかった。また来ます」と船頭にあいさつして帰路に就いた。

メッキも引いて超楽しい

この日の船中キビレ釣果は21〜27センチを100匹以上(持ち帰り分以外はリリース)で、ほかに36.5センチのクロダイ1匹、26〜28センチのメッキ4匹、22センチのコショウダイ1匹(リリース)だった。4時間便の仕立料金2万4000円。(問)太平丸II=(電)090(1989)0808
(HUNTER・伊藤宗紀)
しかくアドバイス
キビレ、クロダイを狙う場合、アタリが取りやすいのはメバルロッドかアジングロッド。ライトタックルの釣りはスリルがあって超面白い。今後は大型にも期待したい。夜釣りは寒いので防寒対策を忘れずに。ライフジャケットは常時着用し、船上では船頭の指示に必ず従うこと。

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