本事業は、民間企業等において研究・開発された、新しい施工技術が建設事業等に適切かつ円滑に導入されることを目的として行われるものです。審査は、依頼者が設定した申請技術の開発目標が達成されていることを客観的に「審査」し、審査結果に基づき「技術審査証明書」等の発行及び広報を行います。
当財団での対象技術
- 住宅等の施工、構造方法、維持管理、改修、解体等に係る技術
- 住宅等の部材、部品等に係る技術
- 住宅等の有効活用等に資する技術
対象技術の具体例
- アスベスト飛散防止処理技術
- 地盤改良工法
- 地盤調査技術
- 小口径杭
- 外壁補修改修技術
- 防水改修技術
- 外壁(屋上)緑化技術
- エネルギー有効利用技術 等
技術審査の方法等
- 建設技術審査証明協議会が規定する「建設技術審査証明事業実施基準」に従い、当財団が定める「実施要領」に基づき審査します。
- 事前相談を十分行い合理的な審査を行います。
- 技術分野毎に権威のある学識経験者で構成した技術審査委員会を設け、信頼性の高い審査を実施します。
- 審査期間は技術審査を開始してから原則として6ヶ月以内です。
技術審査証明書の交付等
- 「技術審査証明書」(有効期間5年間)および「技術審査報告書」を交付します。
- 審査証明取得技術として当財団のホームページ゙に掲載します。
- 概要書(小冊子)を作成し、国土交通省、地方公共団体等の建築行政関係部門等に配布します。
審査証明の料金
- 申込料/ 110,000円(消費税込み)
- 審査料/2,970,000円(消費税込み)
- その他必要な経費
関係書類のダウンロード
審査証明取得技術一覧
建設技術審査証明証明事業の流れ
事前打合せ
・申請技術の内容についてお打合せをします。
・申請方法、料金、審査用資料の作成方法等についてご説明をします。
依頼書・審査用資料の提出
・提出された審査用資料の内容を確認し、必要に応じて修正をして頂きます。
・申請技術によっては、施工現場での事前調査を行います。
受付審査
・受付審査会において、当財団の定める受付審査基準に基づき受付の諾否について審査します。
受付審査結果の通知
請求書の発行
・審査証明範囲、審査期間、料金等に関するご説明をします。
・受付審査会での結果を通知するとともに、料金の請求書を発行致します。
技術審査
・技術審査委員会において、申請技術の審査を行います。
・技術審査委員会は原則3回開催し、必要に応じて追加開催します。また、申請技術によっては施工現場での実施審査を行います。
技術審査証明書・報告書の発行
追加料金の請求書発行
・技術審査委員会において審査が終了した後、当財団より技術審査証明書等を発行します。 また、追加料金が発生した場合は、その請求書を発行致します。
審査証明取得技術の広報
・審査証明を取得した技術について、当財団のホームページに掲載します。また、概要書(小冊子)を建築行政の関係部門へ配布します。